■Bプログラム■ 7
作品名 怪獣の日
監督 中川 和博
上映時間 30分
上映・受賞歴 ★第36回ぴあフィルムフェスティバル京都賞受賞
★G-FEST XXI FilmFest 公式招待作品
★第6回下北沢映画祭コンペディションノミネート
★第4回知多半島映画祭コンペディションノミネート
あらすじ 突然小笠原沖に姿を現した怪獣に攻撃が行われて1ヶ月後、地方の海岸にその怪獣の死体が打ち上がる。死体の調査に呼ばれた生物学者の長峰は、政府が怪獣の死体保管施設建設を進めているのを知る。怪獣は本当に死んでいるのか?疑問を持った長峰は建設中止を申し出るが、自治体の思惑などが絡まり計画は着々と進んでゆく…
解説 「怪獣映画」のその後を描いた作品です。怪獣が出てくる映画が撮りたかったのが一番の制作動機ですが、東日本大震災を経て災害後も人の物語は続くと感じ、怪獣災害の後の世界を描きました。元来ゴジラが反核の象徴であったように、怪獣は社会情勢を描くためのメタファーとして作られてきました。本作で怪獣は、原子力や発電所や核のゴミの象徴として描かれています。
キャスト イワゴウサトシ,三沢幸育,山下ケイジ,高木公介,松澤輝朝,たなべ勝也,浦野博士,前川桃子ほか
スタッフ 撮影:田中平太/録音:米澤 徹/照明:藤井聡史/CGI:田村 健/VFX:上田倫人
音楽:佐々木正暁
監督プロフィール *中川 和博 (ナカガワ カズヒロ)*
1986年奈良県生まれ、日本大学芸術学部映画学科卒。
卒業後フリーの助監督として劇場映画に参加する傍ら、自主映画を制作。
前作「ほしをさがして」はMCNY3rdAnnualShortFilm Festival:3rd placeを受賞。
予告編