第101回『TOKYO月イチ映画祭』2025年12月14日(日)

■ 前回グランプリ作品上映 ■(無料)12:50~

● 作品 『歩く魚』 19分/2019 監督 テッサ・マイヤー

【あらすじ】
アンデルセン「人魚姫」の頃から語られてきた「魚の人間化」という物語を、周辺人物たちの回想というドキュメンタリーの手法で撮られた珠玉のファンタジー。

【紹介文】
オランダの監督が日本の有明の珍しい魚、ムツゴロウに注目し、美しくシンプルで力強い可愛い物語を紡ぎ出した。海に帰った女の子の物語は当事者達の回想で語られる。そこがユニークで面白い。幼少期と大人の主人公が、それぞれよく似ていて、魚っぽいのがユーモラスで可愛い。地元の素人の人と思われる方の演技が味があって良い。

【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 ショートフィルム部門グランプリ

【監督プロフィール】
Thessa Meijer テッサ・マイヤー
脚本家・監督としてオランダ アムステルダムを拠点に活動。 2015年に卒業制作で撮ったショートフィルム『ERKHIIMERGEM, OR WHY THE MARMOT DOESN’T HAVE A THUMB』」はNFF Dioraphte賞tWildcard of the Netherlands賞を受賞。2017年に初めての中編映画『THE DAY MY HOUSE FELL』がアメリカのオハイオ州で上映され国際デビューを飾る。ミュージックビデオの撮影も手掛け、その幅広い活躍でRabobank Young Talent賞を受賞している。

【キャスト】
烏森まど、樋渡小梅、天羽尚吾、大島結登、竹崎綾華

■ Aプログラム ■(有料) 13:50~

● 作品『ラウンドアバウト』 39分/2019 監督 佐藤睦美

【あらすじ】
仕事のことで母親と折り合いが合わず何も自信が持てないみちる。ある日元カレが突然現れセックスに誘ってくる。

【紹介文】
佐藤睦美監督との出会いは、本作『ラウンドアバウト』の出演者である櫻井保幸くんや彼女とNCWの同窓である野本梢監督を介してのこと。直接お会いしたことは確か1回だけだが、SNSでのつぶやきなど拝見していると、結構赤裸々なことをつぶやいたり、アブないものに引き寄せられていく感性を滲ませているのが、印象的だ。それでいて、日常的には普通にOLしているらしいことを鑑みると、「きまじめな“無頼”」というフレーズが思い浮かんだ。
本作のヒロインは、一度心身ともにダメージを喰らう結果となった“飲食業”に、再チャレンジを試みている最中。しかし女手一つで自分を育ててくれた母を心配させたくなくて、普通の仕事を探すフリなどしている。
そんな時に、元カレが目の前に現れる。彼がクズの類なのはよくわかっているので、迫ってきても、はねつける素振りを一旦は見せる。でも「いいところがある」ことも知っているので、ついついほだされて、結局は自ら地雷を踏みに行ってしまう…。
このヒロインには、「きまじめな“無頼”」である佐藤監督の、体感や実感が籠っているのかな?…という気がする。

さて本作は2020年1月に、佐藤監督の前作『ゴミのような』(2017)と同時上映で、池袋のシネマロサで公開された。その際に私が贈ったコメントを採録する。

食べて飲んで眠って、お仕事して。
時にはだらしなく酔っぱらってみたり、ダメ男とHしたり…。
どうしようもない、どうにもならない、ゴミのような日常が続いても、それでも少しずつ前向きになれたら、それはきっとかけがえのない日々となる。
回り道をしながらも、一生懸命に生きていくこと、そしてその意味を、佐藤睦美監督はユーモラス且つ真摯に描き出す。(松崎まこと)

【受賞・上映歴】
網走映画祭極寒賞
福岡インディペンデント映画祭入選

【監督プロフィール】
1986年宮城県生まれ。2016年の春よりNCWに入学。
2017年学内選考にて選ばれ「ゴミのような」を製作し、Movies-High17にて上映。同作品で2018年福岡インディペンデント映画祭優秀賞に入賞。
2019年「ラウンドアバウト」を製作。現在新作の初長編を準備中

【キャスト】
①柏木みちる→田口夏帆
②岡壮介→櫻井保幸
③柏木多江→岩松れい子
④油井あかり→小畑みなみ
⑤ストリートミュージシャンの男→松岡真吾

【スタッフ】
監督・脚本:佐藤睦美
プロデューサー:高橋正樹
撮影:川崎誠
録音:芦澤麻有子 藤本匠
助監督:松隆祐也
制作:坂入亞津然
テーマソング:タカハシナミ
タイトルデザイン:広谷紗野夏

予告編

● 作品 『捨てといて 捨てないで』 31分/2020 監督 山口森広

【あらすじ】
ホテルに務める長澤ナナコは、部屋の清掃時、いつもゴミ捨ての問題に悩んでいた。
ゴミ箱の横にある、飲みかけのペットボトル、薬の殻、ガーゼ・・・これらはゴミなのか?
捨ててはお客様に怒られ。捨てなくても「あれはゴミだった!」と怒られる日々。
捨てるモノ、捨てないモノ、その価値感は人それぞれ。次第にそれが人間関係にも連鎖していき・・・「捨てられるのは、私?」、自分の存在価値を他者に委ねざるを得ない現代社会から、ビクビク過ごすナナコは果たして・・・。
ゴミかそうでないかという小さな諍いから、 永遠に分かり合えない人間の価値観までを描く、脳内論争コメディ映画!
【紹介文】
山口森広監督は大河ドラマ『べらぼう』に出演中で、11歳から役者として活躍しているとのこと。本作が初めての脚本・監督ということだが初めてとは思えないくらい上手くて驚いた。やはり11歳から役者として第一線で活躍していると初めてでもこのくらい出来てしまうのか?特にコメディの演出、役者の使い方が非常に上手いしセンスが良い。山口監督にはどんどん監督として作品を作ってほしい。是非ご覧ください!
【受賞・上映歴】
・知多半島映画祭2021 グランプリ
・山形国際フィルムフェスティバル2021 準グランプリ
・福岡インディペンデント映画祭2022 コメディ賞受賞
・あわら湯けむり映画祭2022 田中光敏監督賞
・福井駅前短編映画祭2021 テアトルサンク賞 優秀賞
・中之島映画祭2021 優秀賞(コロナで開催中止)
・おおぶ映画祭2021 セレクト作品
・4K・VR徳島映画祭2021 入選
・神戸インディペンデント映画祭2021 入選
・東京インディペンデント映画祭 ファイナリスト
【監督プロフィール】
山口森広(監督/出演)shigehiro yamaguchi
俳優。11 歳から子役として、ドラマ、バラエティ、CM、舞台と様々なジャンルで 活躍。2012 年に劇団 ONEOR8 に入団。その後も映像に舞台にと、精力的に活動している。演じる役は、優しいお父さんや、パワハラ上司、暑苦しい男などシリアスからコメディまで幅広い。
2019 年には、出演作「しあわせのかたち」での演技で福井駅前短編映画祭にて最優秀主演男優賞受賞。出演作「歌う!女探偵」での演技で渋谷 TANPEN 映画祭にて助演男優賞を受賞。2020 年には、自身初の脚本・監督に挑戦した短編映画「捨てとい て捨てないで」が、知多半島映画祭グランプリ(2021)、山形国際ムービーフェスティバル準グランプリ(2021)を受賞するなど、活動の場を広げている。
現在、大河ドラマ『べらぼう』にて戯作者・狂歌師の唐来三和役で出演中。
【キャスト】
キキ花香   (役名:長澤ナナコ)
堀家一希  (役名:渚)
幸田尚子  (役名:レイラ)
異儀田夏葉 (役名:ザリガーゼ)
益山U☆G (役名:タンクトップ兄ちゃん)
高野ゆらこ (役名:マダム)
うらじぬの (役名:花粉症の女)
下垣真香  (役名:ゴスロリな女)
伊藤俊輔  (役名:ゲーマーな男)
山口森広  (役名:支配人)
【スタッフ】
脚本・監督:山口森広
プロデューサー:高崎薫 小林加奈 松島夏希
撮影・カラーグレーディング:岡田翔 音響:茂木祐介 照明:田中銀蔵
撮影助手:中川研太
音楽:上江洌亮司  編集:松山圭介 ビジュアル撮影:佐藤祐紀
助監督:相羽浩行 片平梓 小西康介
●予告編

● 作品 『ABYSS』 14分/2024 監督 野上鉄晃

【あらすじ】
詩(ウタ)は殺人を犯してしまった恋人である七(ナナ)の後処理をするために武(タケシ)と現場にかけつける。
3人は死体を運び出し武が幼い頃に見たという底のない穴に死体を捨てるために森に入っていく。

【紹介文】
見た瞬間に震撼が走り、そこからずっと震撼しぱなっしの驚くべき作品。SSFF&ASIA2025のホラー部門で最震賞を取るのも納得である。めちゃくちゃリアルでどうやってこんなにリアルな表現が出来たのか不思議でしかない。ストーリーは非常にシンプルでほぼあらすじ通りなのだが裏側にある見せていないストーリーを想像させる事で物語に深みを持たせている。リアルでスタイリッシュ。恐怖映画の新しい形を見たような気がする。
もう一つ驚いたのが野上監督は故郷の長崎を拠点として映像・映画制作をおこなっているというところである。似た例では『木の上の軍隊』の平一紘 監督も故郷の沖縄を拠点として映像・映画制作を続けている。以前は地方に住むのは映像・映画制作にはデメリットが多いと考えられていて、映像・映画をやるためには東京近郊に住まなければならないと考えられていたのだが、東京には無い美しいロケーションが有ったり、地元で映画を作る人を応援する人が多かったり、地方に住みながらの映画制作の方が良い場合があるのかも知れないと思えてきた。凄い作品ですので是非観てください。(野火)

【受賞・上映歴】
SSFF&ASIA2025 ホラー部門最高賞受賞(最震賞)ベストアクター受賞 観客賞受賞

【監督プロフィール】
1982年生まれ 長崎出身 映像デレクター/映画監督

【キャスト】
吉本実憂、塩田みう、工藤孝生

【スタッフ】
脚本 : 野上鉄晃/ 助監督 : 松本康平/ 撮影 : 伊集守忠 撮影助手 : 関口洋平 照明 : 中嶋裕人/ 照明助手 : 竹部祐樹/ 録音 : 北島道夫/ 録音助手 : 大塚良則/ 美術/衣装 : 芦原豪/ 衣装助手 : 小峰真由子/ ケータリング : 小田原孝幸/ 制作担当 : 片平梓 / 制作担当 : 木戸翔太/ 制作助手 : 松田直也/ 制作助手 : 野上飛佳 / ヘアメイク : 高谷里美 / 特殊メイク : 末次健二 / スチール : 山崎安典 / VFXコンポジター : 野路皓貴/ カラリスト : 伊集守忠/ MA : 木戸翔太 / ポスターデザイン : 芦原豪 / 作曲 : 平本正宏 / 篳篥 : 三浦元則 / 龍笛 : 纐纈拓也 / 笙 : 音無史哉 / レコーディング&ミキシング : 元木一成 / 英語字幕 : 築地史乃、Gordon Hon、Aaron Tatum

■ Bプログラム ■(有料) 16:20~

● 作品 『国道7号線』 31分/2024 監督 全辰隆

【あらすじ】
秋田県の国道7号線沿いにある小さな町で、母キョンジャと一緒に50年間営業してきたパチンコ屋を畳むことにしたヨンホは国道7号線を南下し新潟へと目指す旅に出る。旅行後、母が亡くなりヨンホは遺品の中から北朝鮮からの手紙を見つける。手紙に導かれ、ヨンホは娘のナナと共に韓国の国道7号線を北上する旅に出る。

【紹介文】
『ミヌとりえ』の全辰隆 監督が昨年完成させた短編作品。元々長編映画として考えていた企画を短編として作ったそうである。祖国の分断と家族の分断というテーマを混ぜ合わせた物語。
日本には多くの韓国、朝鮮にルーツを持つ人々が住んでいる。先祖が何らかの理由で日本に移住したわけであるが2世、3世、4世で、おそらく韓国、朝鮮への想いや感覚は違ってくるのだろう。元々一つの国だったのが南北に分断されてしまい現在に至っているルーツである国。そして日本に住んでいる自分。
本作を観ているうちにいつのまにか感情移入してしまい、主人公ヨンホの気持ちになっていることに気が付く。主人公はおそらくは3世?だと思う。(違っていたらすみません)2世の母の気持ちを考えたり、4世の娘の気持ちを考えたりする3世である主人公の気持ちになることが出来る。
映画は自分ではない他の人の人生を体験することが出来ることが素晴らしいと私は思っている。在日コリアンの人の気持ちを知ることが出来る貴重な作品である。是非ご覧ください。(野火明)

【受賞・上映歴】
◇韓国
第50回ソウル独立映画祭、短編コンペティション部門(2024)
第42回釜山国際短編映画祭、観客賞(2025)
第17回ソウル国際老人映画祭、シスフレンド賞(2025)
第13回ディアスポラ映画祭、開幕作(2025)
第22回清州国際短編映画祭、作品賞(2025)
第16回釜山平和映画祭、短編コンペティション部門、特別言及(2025)
KTV国民映像祭、独立芸術映画部門大賞(2025)
◇日本
中之島映画祭、優秀賞(2025)
福岡インディペンデント映画祭 グランプリ(2025)
十三下町映画祭、シネマプランナーズ賞(2025)

【監督プロフィール】
秋田県秋田市出身、在日韓国人3世 1989年12月21日生まれ
高校生の頃に韓国語を学ぼうと韓国映画を見ているうちに映画を好きになる。 秋田高校を卒業後、韓国語と韓国の文化を学ぶため渡韓。その後ソウル大学に進学、自ら映画を作りたいと思い、在学中に映画サークルに加入し映画制作を始める。 本格的に映画制作を学ぶため、韓国芸術総合学校へ進学し映画演出を専攻する。韓国ソウルで14年間生活し、2022年から東京在住。2025年に日韓合作長編映画を撮影、2026年公開予定。

【キャスト】
ヨンホ – ソウジ・アライ
キョンジャ – 山本道子
ナナ – 希咲美奈

【スタッフ】
脚本・監督・編集 – 全辰隆
プロデューサー – 藤井道人・吉原裕幸・朴昭熙
撮影監督 – キム・ドンイク
音楽 – ノ・ヨンシム

予告編

● 作品『ひいくんのあるく町』 47分/2017 監督 青柳拓

【あらすじ】
人通りが少なくなった町を、毎日のように歩き続ける“ひいくん”。町の人々と自然に言葉を交わし、ささやかな手伝いをしながら日常をつないでいく。その姿を静かに見つめながら、変わりゆく地方の現実と、そこに暮らす人々の穏やかな温もりを描いたドキュメンタリー。小さな営みの連なりが、町の記憶や風景にそっと光を当て、忘れられつつある時間をやわらかく呼び戻していく作品。

【紹介文】
コロナ禍で食い詰め、UBERの自転車配達員となった自分自身をドキュメンタリーの対象として、当時生まれたフレーズ「新しい日常」の実相を浮かび上がらせた『東京自転車節』(2021年7月公開)で、大きな注目を集めた青柳拓監督。その後『フジヤマコットントン』(2023)『選挙と鬱』(2025)などの新作を発表していくが、他のドキュメンタリー監督たちと一線を画すのが、その“優しい視線”である。
批評精神を欠くとか、そうした否定的な意味合いではない。コロナ厳戒下の首都、障害福祉サービス事業所の日常、真夏の参議院選挙等々、どんな題材に当たっても、その“優しい視線”で真摯に物事を捉える。決して、偽善に堕することはなく。
そんな彼の原点であるのが、「日本映画大学」での卒業製作であり、劇場公開デビュー作となった、本作『ひいくんのあるく町』である。
知的障害のある中年男性ひいくん。父が亡くなり、老いていく母と、離婚して戻った姉とその娘との4人暮らし。ルーティンのように、日々町を出歩いては、近隣の住人たちと交流する。幼い頃からアラフォーの今まで、町全体がひいくんを見守り、まるで育んできたかのようである。
そして、少年時代からひいくんの歩く姿を見ていたという青柳監督の“優しい視線”も、実はこの町に育てられてきたことが、浮かび上がる。
そんな町も、ホームセンターなどの大型店が出来た頃から、個人商店は消えていき、若者の姿は減っていく。そうした、日本の地方都市のどこにでもある“問題”を浮かび上がらせながら、青柳監督は願っている。ボクの故郷“ひいくんのあるく町”が、失われないようにと…。(松崎まこと)

【受賞・上映歴】
座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入選/ニッポン・コネクション上映

【監督プロフィール】
山梨県市川三郷町生まれ。日本映画大学で学び、卒業制作として初監督作『ひいくんのあるく町』(2017)を発表。大崎章監督、七里圭監督の現場に参加しながら経験を重ね、2020年に短編『井戸ヲ、ホル。』を制作。2021年にはテレビ東京「ノンフェイクション」で番組ディレクターを務め、同年『東京自転車節』を劇場公開。後にアメリカ公共放送PBSでも放送される。2024年に『フジヤマコットントン』、2025年に『選挙と鬱』を公開。

【キャスト】
渡井秀彦

【スタッフ】
監督:青柳拓
プロデューサー・録音:植田朱里
撮影:山野目光政
編集:朝野未沙稀
題字:渡井秀彦

予告編

● 作品 『こちら放送室よりトム少佐へ』 10分/2020 監督 千阪拓也

【あらすじ】
1989年夏。孤独な放送部員の少年と夜間学校に通う少女が、カセットテープを通して、二人でリレーラジオドラマを作っていく物語。

【紹介文】
2020年に作られた作品であるが、1989年設定のお話。本当に1989年に撮影されたのでは無いかと思うくらい1989年の雰囲気が出ていて素晴らしい。1989年はまだ自主映画は8ミリフィルムでほとんどの人が撮っていた時代。本作では16ミリフィルムで撮影をしたそうである。そして本作のストーリーがあまりにも素晴らしく、美しく、ロマンチックで、よく考えられているのである。10分という短い尺ではあるがもの凄く心に残る作品。千阪監督は現在、脚本家として活躍中。おそらく脚本家としても大成すると思う。是非観てほしい作品です!

【受賞・上映歴】
2020 第42回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2020 エンタテインメント賞
2020 第31回東京学生映画祭 短編コンペティション部門 準グランプリ
2020 第15回札幌国際短編映画祭 ナショナル・プログラム ノミネート
2021 第14回TOHOシネマズ学生映画祭 準グランプリ
2021 第15回香港フレッシュウェーブ短編映画祭 (香港) 上映
2021 ファンタジア2021(カナダ) 上映
2021 第15回ジャパン・カッツ(アメリカ) 上映
2021 第15回カメラ・ジャパン(オランダ) 上映
2022 第22回ニッポンコネクション(ドイツ) 上映
2025 第49回スイス・ユース・フィルム・デイズ(スイス) 上映

【監督プロフィール】
1997年生まれ、兵庫県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中に監督した映画『こちら放送室よりトム少佐へ』が、PFFアワード2020でエンタテインメント賞を受賞。現在は脚本家としても活動し、ドラマ『特捜9 final season』で脚本家デビュー。

【キャスト】
工藤徳真、荒川ちか

【スタッフ】
監督・脚本・編集:千阪拓也/撮影・照明:田邉健太/録音:田辺ちひろ/美術・衣裳:伊藤友里恵/音楽:田中亮祐

予告編

■ 閉会式 ■ 18:50