第98回『TOKYO月イチ映画祭』2025年9月14日(日)
■ 前回グランプリ作品上映 ■(無料)12:50~
● 作品『光はどこにある』 30分/2024 監督 野田麗未

【あらすじ】
消化器内科病棟で働く看護師の田辺灯里(27) は、新人看護師・朝倉健太(22)らと共に慌ただしい日々を送っている。ある日緊急入院で膵臓癌ステージ4の患者・山野佳子(74)が運び込まれてくる。佳子を見た途端、固まる灯里。灯里には、誰にも明かせていない“過去”があったー
【紹介文】
文化庁の『若手映画作家育成プロジェクト』作品。
病院を舞台にした看護師の映画だが、非常にリアルに描かれていて驚いた。それもそのはずで監督は看護師として4年間働いていたとのこと。元看護師の映画監督というのは珍しい気がする。しかし映画監督をするには様々な経験が必要だと思うので元看護師の人が映画監督になったりするのは凄く良いことだと思う。そんな野田監督だが、すでに監督として活躍していて、オムニバス映画Mothersの一篇『だめだし』を監督。長編映画『マンガ家、堀マモル』は共同監督として監督していたりする。
本作ではちょっとしたミスが本当に死に繋がってしまう看護師という仕事の厳しさが描かれているが、想像だけではここまでリアルには描けないだろうと思う。是非ご覧下さい!
【監督プロフィール】
神奈川県生まれ。
看護師として4年間勤務後、映像業界へ転向。
UTB映像アカデミー(現TMS東京映画映像学校)卒業後、複数の制作会社で制作部を経験しフリーランスへ。
映画やドラマの助監督として経験を積みながら、自主制作等を進める。
監督した短編映画『紡ぐ』が第19回中之島映画祭入賞。
【キャスト】
円井わん 東 龍之介 霧島れいか 鷲尾真知子
【スタッフ】
監督・脚本:野田麗未/ 製作総指揮:松谷孝征(VIPO理事長)/ 製作:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)/ プロデューサー:堀慎太郎 / 音楽:コトリンゴ / 撮影:山崎裕典 / 照明:山田和弥 / 録音:大竹修二 / 美術・装飾:KEN / 衣装:江頭三絵 / ヘアメイク:唐澤知子 / 編集:宮島竜治 / リ・レコーディングミキサー:喜多真一 / 助監督:石井純 / 制作担当:古川卓也 / 看護監修:夏目実幸 / キャスティング:渡辺有美
■ Aプログラム ■(有料)13:50
● 作品 『公衆電話』 16分/2018 監督 松本動

【あらすじ】
ごくごく普通の、ごくごくありふれた父娘の、どこにでもありそうな、一夜の小さな物語。
【紹介文】
父と娘の話である。いままで多くの映画でテーマになっている。男性の映画監督にとって父と娘の話というのはとても面白いテーマのような気がする。特に未婚の監督だとなおさらだ。自分に娘がいたらどんな気持ちだろうか?娘とはどう接するだろうか?反抗期になったら?娘に彼氏が出来たら?結婚したい人がいると言われたら?等々、想像力をかき立てられ面白い。私も父と娘の映画を撮ってみたくなった。(野火明)
【受賞・上映歴】
・第5 回岩槻映画祭/最優秀作品賞(グランプリ)&観客賞
・SSFF&ASIA2018/ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018/ベストアクター賞
・64th Rochester International Film Festival 2022(アメリカ)/Best of the Fest
・24th Kansas City FilmFest International 2020(アメリカ)/Best Narrative Short
・6th BELIFF-Be Epic! Film Fest LONDON 2021(イギリス)/Best Short Film & Best Actress
・20th Great Lakes International Film Festival 2021(アメリカ)/Best Narrative Short
・15th Japan Film Festival Los Angeles 2020(アメリカ)/Chanoma Award
・東京神田ファンタスティック映画祭2018/神保町映画祭賞
・第14 回山形国際ムービーフェスティバル2018/NID 東北賞
・第13 回札幌国際短編映画祭2018/ジャパン・パノラマ部門Official Selection
【監督プロフィール】
東京都出身。90年代から8mmフィルムで自主映画制作を始め、その後に商業映画の道へと進み、石井隆、山崎貴、中村義洋、矢崎仁司、佐藤信介等の監督作品に助監督として従事。大林宣彦監督「花筺/HANAGATAMI 」では監督補佐として多くのシーンで演出を任された。現在は監督として活動し、長編映画「星に語りて~Starry Sky~」が『第37回日本映画復興賞』で復興奨励賞を受賞。長編・短編の姉妹作品「在りのままで進め」「在りのままで咲け」も好評を受け、池袋シネマ・ロサとシネマ・チュプキ・タバタでのアンコール上映を果たし、国内外の映画祭でグランプリを含む多数の賞を受賞。最新作「アンジーのBARで逢いましょう」は日本映画史上最高齢の主演女優として草笛光子を迎え、2025年4月から全国公開中。
現在、来春の公開を目指し、長編映画「小春日和~Indian Summer~」(出演:水村美咲、由美かおる、佐野史郎、柴田理恵、他)の絶賛仕上げ作業中。
【キャスト】
菅井玲/入江崇史/貴玖代
【スタッフ】
撮影:池田直矢/録音:西岡正巳/音楽:鈴木光男/タイトルデザイン:東かほり/ヘアメイク:清水美穂/衣裳:杉本京加/助監督:大滝朋恵
●予告編
● 作品 『カジュアル☆タイムマシーン』 4分/2023 監督 小林でび

【あらすじ】
失恋をし、激しく号泣する女。ふと見たTVショッピングで「カジュアルタイムマシーン」を思わず買ってしまう。カジュアルに過去を改変し、うまくいったかに見えたが事態はどんどんおかしくなっていく。
【紹介文】
TOKYO月イチ映画祭常連の小林でび監督。おまめ映画菜は毎回お題があるのだがこの時のテーマはSF!王道中の王道のタイムパラドックスものを選んできました。タイムマシンほど縛りの多いジャンルも珍しいですね。だって実際、矛盾が生じちゃうからね。こまけえことはいいんだ、とりあえずカジュアルにやっちゃおうよというのが本作。あーでもやっぱこうなっちゃうかー。志村うしろ~‼的な面白さがありますよね。いやな予感しかしないのにそこに突き進んでいくみたいな。さてさてどうなることやら。撮影、編集、そしてメイクが大変だったろうなあ。(岩崎友彦)
【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2023で『SFおまめ映画菜』のオムニバスの一本としてワールドプレミア上映
【監督プロフィール】
小林でび
インディーズ映画監督。コメディ映画を数多く脚本・監督、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ロッテルダム映画祭など、国内外の映画祭で上映。
監督作DVDが3タイトル『ムーの男』『泥棒日記』『おばけのマリコローズ』発売&レンタル中。
最近は映画の演技史の研究家としてネット上で、映画の演技の進化の歴史を検証するブログ「でびノート☆彡」https://note.mu/devikobayashi を展開。
【キャスト】
武内おと、下城愛、小林でび
【スタッフ】
監督・脚本:小林でび / 撮影:蔭山周 / VFX:岩岡早苗
● 作品 『春にして頬を拭う』 54分/2021 監督 三浦克巳

【あらすじ】
同棲中の志帆と海斗は特殊詐欺の受け子をしているが、志帆は病を患っていた。ある日詐欺グループのリーダー篠崎から危険な案件を持ちかけられ、その犯行中、警察の追跡に遭い海斗が捜査員を殺傷してしまう。その日を境に、2人の運命が狂い出す。
【紹介文】
2007年のスタート時から私が関わっている、新人映画監督の登龍門「田辺・弁慶映画祭」。毎年11月の開催だが、コンペで入賞すると、翌年テアトル新宿、テアトル梅田で作品を上映できる。それが「田辺・弁慶映画祭セレクション」略称「弁セレ」というイベントである。
例年この「弁セレ」のために、新作を撮る監督がいる。上映期間として与えられた数日を埋めるのに、入賞作だけでは尺が足りないという、物理的な理由の場合もあるし、折角「インディーズ映画の聖地」たるテアトルで上映できるのだからと、改めて勝負を賭けてくるケースもある。
そんなこんなで毎年1本か2本、多い年には3~4本もの、「弁セレ」向け新作が製作される(実は本年=2025年の「弁セレ」に関しては、そうした新作がゼロだったのだが、これは極めて稀なケース)。
「弁セレ」向け新作は、もちろんすべてが“傑作”というわけではない。とはいえ、「田辺・弁慶」の入賞作品と同レベル、或いは凌駕している場合も少なくない。
こうした新作たちは、その後改めて劇場公開に至る場合もあるが、残念ながら「弁セレ」以降は巡り合わせが悪く、上映の機会に恵まれないものもある。また「田辺・弁慶」関連ということで、他の映画祭からマークされているのか?賞レースでは、冷遇される傾向が見て取れる。
本作『春にして頬を拭う』は、「第14回田辺・弁慶映画祭」で『親鳥よ、静かに泣け』で入賞を勝ち取った三浦克巳監督が、「田辺・弁慶映画祭セレクション2021」のために、撮り下ろした1本。「弁セレ」後は、大分県の別府ブルーバード劇場で公開されたのみなので、4年振りの東京上映となる。
以前に彼の『ジャンケンカップルズ』を紹介した際に触れたが、三浦作品の特徴を一言で表せば、「不穏」。説明過多を避けた演出の中で、「不穏」な空気が徐々に画面を支配していく…。
本作に関しては、“後付け”ではあるが、私はプロデューサーを務めている。それは、そんな三浦克巳監督の個性を、「買い」と感じたからだと、ここに付記しておく。(松崎まこと)
【受賞・上映歴】
テアトル新宿他で公開
【監督プロフィール】
1995年生まれ。
第14回田辺・弁慶映画祭で初長編作品「親鳥よ、静かに泣け」がTBSラジオ賞を受賞。翌年、新作の「春にして頬を拭う」と共にテアトル新宿他にて劇場公開される。
【キャスト】
イトウハルヒ、大崎翔洋、櫻井保幸、大沢真一郎、村松和輝
【スタッフ】
企画・脚本: HibaRi/プロデューサー:松崎まこと/ 撮影監督:福田将也 / 録音:渡部雅人 / 美術:夏目桃子 / 衣装:平田晴海 / ヘア・特殊メイク:中野杏南 / 編集:三浦克巳 / 助監督:櫻井保幸 / Bカメラ:河城貴宏 / 撮影助手・スチール:木部雄斗
●予告編
■ Bプログラム ■(有料)16:10
● 作品 『見えない、光』 30分/2017 監督 知多良

【あらすじ】
清掃会社に勤務している弘樹は、職場でショパンの曲に似た鼻歌を歌っているミキと出会う。光の差さない社会の片隅、ゴミ捨て場で誰にも気づかれずに恋が生まれる。
【紹介文】
“愛のシネアスト”フランソワ・トリュフォーから、当世“ダメ恋愛映画”の第一人者である今泉力哉まで、古今東西の多彩な監督たちが取り組んできた、“ラブストーリー”。具現化した作品には、作者の実体験や恋愛観が、強く反映されている場合が多い。
現代日本のインディーズ作品でも、“恋愛”が多く扱われる。良くも悪くも(悪いことの方が多いが…)「半径5㍍」の世界観で作られることが多いインディーズ映画の世界に於いては、“恋愛もの”もまた、袋小路で展開しがちだ。そのため、他人の“愚痴”を聞かされているような作品が、自然と多くなる。
恋愛を描くということは、当事者2人のやり取りだけを、ただ再現すれば良いというわけではない。成就するにせよ破局に至るにせよ、環境の変化など外的要因や内心の変化などが、大きく関わってこなければ、優れたドラマにはなりにくい。仮に男女の会話劇にするにせよ、それぞれの背景が浮かび上がらなければ、観客に苦痛を強いる作品になってしまう。
本作『見えない、光』は、知多良監督が8年前に撮った、“恋愛映画”。先に挙げたような問題をクリアーできているかどうかは観客の判断に委ねるが、私には社会と斬り結びながら撮った作品に映った。ここからは想像が混ざるが、叶わなかった恋の想い出を、こうした形で昇華しようとしたのではないだろうか?
知多監督はこの作品で得た分身的な存在であるサトウヒロキを、再び起用。長編デビュー作『ゴールド』(10/25<土>~ポレポレ東中野にて公開)で改めて、都会の“恋愛物語”を撮り上げた。その前章として『見えない、光』を観るのも、また趣深い。(松崎まこと)
【受賞・上映歴】
第8回伊勢崎映画祭グランプリ
西東京市民映画祭自主制作コンテスト 優秀作品賞
第5回つくばショートムービーコンペティション佳作賞
SeishoCinemaFes 2nd コンペ短編部門 最優秀男優賞(サトウヒロキ)
米アカデミー賞公認 Short Short Film Fes
tival&Asia 2017 ミュージックShort部門ノミネート
第27回TAMACINEMA FORUM TAMA NEW WAVE ある視点部門ノミネート
鶴川ショートムービーコンテすと2017 ノミネート
2017年 新宿ケイズシネマ監督特集にて上映
2023年 池袋シネマロサ 知多良監督特集『恋と生活』にて上映
【監督プロフィール】
1988年生まれ。東京都出身。映像ディレクター兼カメラマン。早稲田大学川口芸術学校にて松原信吾監督から演出について学ぶ。ニューシネマーワークショップにて映画制作を学ぶ。2017年、『前世、河童』がフランスグルノーブル屋外短編映画祭にて招待上映される。2021年にはMV『きみは、ぼくの東京だった』を監督し米アカデミー賞公認ショートショート フィルムフェスティバル & アジアにノミネート。2023年3月には池袋シネマ・ロサにて監督特集を開催する。初の長編監督作『ゴールド』がポレポレ東中野にて10月25日より劇場公開される。
【キャスト】
サトウヒロキ、小畑みなみ
【スタッフ】
美術・制作 夏衣麻彩子(田中麻子)
●予告編
● 作品 『シャット・アップ』19分/2024 監督 マカ・ママレード

【あらすじ】
ある夜。休業しているピアノ教師を、かつての教え子とその姉が訪ねてくる。教師は二人を追い返そうとするが、姉妹は無理矢理家に押し入り・・・。
【紹介文】
「正解できなかったら“死”」「ミスったら地獄行き」みたいな設定は、「イカゲーム」をはじめ“デスゲーム”ものの、定番だ。
『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞監督賞を得たデイミアン・チャゼルが、出世作『セッション』(2014)以前に脚本を担当した、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』(2013)も、そのバリエーションと言うべきか。トラウマを抱えて5年以上も演奏をしていない天才ピアニストが、亡き師匠の追悼コンサートで、久々に鍵盤の前に座った日、「1音でも間違えたら、お前を殺す」という脅迫状が届く。「イタズラ」と一笑に付すも、演奏会場の見えないスペースから、ライフルで命を狙われることになる。果して主人公は、どのようにこの窮地を脱するか?…というお話。
マカ・ママレード監督による本作『シャット・アップ』の主人公は、事故で演奏ができなくなってしまった、やはりトラウマがある女性ピアニスト。以前はピアノ教室を開いていた彼女の前に、かつての“教え子”を名乗る女性とその姉が、突如現れて…。
鍵盤に触れることさえできないのに、「ミスタッチを3回したら…」という難題を提示されてしまったヒロイン。兇悪な姉妹の魔の手から、逃れることができるのか?
精神的に疲弊・消耗しているヒロインの、まるで“悪夢”のような物語。19分という短い尺の中で、カットを細かく刻み、登場人物の説明から危機の到来・脱出まで、過不足なく描かれていく。
私が審査委員長を務めた、本年の「第2回熊谷駅前短編映画祭」入選作の中では、最恐に怖かった1本である。(松崎)
【受賞・上映歴】
・シネマジャック&ベティにて2024年6月に開催された『第四世界 BACK 2 REVENGE』の上映作品に選出される
・第2回熊谷駅前短編映画祭優秀賞受賞
【監督プロフィール】
ミュージカルユニットWAOの舞台作品 『かえるのロッキンチェア』『舞姫』にて 、一部楽曲の作曲を担当。
『シャット・アップ』が映画初監督作品。
【キャスト】
田村佳瑛 二宮理奈 澤真希
【スタッフ】
監督・脚本・音楽・編集:マカ・ママレード
撮影監督・編集助手:佐藤由人
撮影協力:村木優介
●予告編
● 作品『恋わずらい』39分/2024 監督 小嶋貴子

【あらすじ】
平日は外泊し週末だけ家に帰る生活を続けている秀実。仕事の多忙を口実にしているが、実はスナックで働くリナに夢中だからである。秀実の異変を察した妻かな子は、単身赴任先に押しかけてくる。秀実のことなど相手にしていなかったリナだが、ある日かな子が店に現れて・・・
【紹介文】
昨今のインディーズ・シーンをリードする「映画美学校」に於いては、高等科の修了作品で優秀な脚本に対して、映画化するための助成を行うシステムがある。本作『恋わずらい』は、そうしたプロセスの中で選抜され、製作された作品。
単身赴任中に、他の女性が好きになってしまった夫。彼は妻の前でも、そんな気持ちを隠そうとしない。
一方妻は、そんな夫に執着する。夫が恋焦がれる女性の元へと向かい、自分たち夫婦の馴れそめを独り言のように呟いたりする。どうしようもない夫であっても、それでも彼を「愛している」そして「見放せない」自分しか想像できない。夫を追っている時間以外は、現実逃避のように、やたらと眠ってしまう…。
夫は夫で、こんなにも自分のことを「甘やかしてくれる」女は、妻しかいないことを、よくわかっている。結局は“自己愛”ばかりが強い同士が、夫婦として“共依存”に陥っているのだ。
妻役の轟雅子の、強く思い詰めながらも、どこか抜けた感触。そして高木公佑が演じる夫の、手前勝手な情けなさ。夫婦のキャスティングのバランスが、至極絶妙である。
そんな2人を嘲笑うかのような存在感なのが、夫が惚れるバーの女を演じる、大塚菜々穂。「月イチ映画祭」的には、『パンにジャムをぬること』『大晦日』といった瀬浪歌央監督作品でお馴染みだが、それらとはまったく違った表情を見せる。
一筋縄ではいかないキャラ3人の展開する物語の中で、後半に突然、それまでの流れを超越したような、映画的瞬間が訪れる。私は唖然としながらも、爆笑を誘われた。そして、さすが「映画美学校」のお墨付き作品であると、感じ入ったのだった。(松崎まこと)
【受賞・上映歴】
映画美学校映画祭2024
【監督プロフィール】
小嶋貴子
映画美学校フィクション・コース第21期高等科修了生。本作は助成金修了制作作品に選出され、他の受講生と共に制作しました。現在は子育てと翻訳業の傍ら、次作の脚本を執筆中。
【キャスト】
轟雅子、高木公佑、大塚菜々穂
【スタッフ】
撮影:丸山桂、照明:西野正浩、録音:鈴木万里
■ 閉会式 ■ 18:40