「第38回TOKYO月イチ映画祭」 2016年8月13日(土)
■13:30~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)
●作品 『ゆきおんなの夏』 47分
監督 亀山睦実
【あらすじ】
真冬の東京で、ゆきおんなのゆきは、人間に恋をした。温かな彼の瞳に、その微笑みに少しでも近づきたいと願った。神様は恋の記憶と引き換えにゆきに人間の体を与え、ゆきは彼と出会ったあの場所に降り立った。真夏の東京で、ゆきはまた少しずつ、恋におちていく…
【監督プロフィール】
東京都葛飾区生まれ、日本大学芸術学部映画学科卒業。2012年に卒業制作の監督作品『好きなんかじゃない!』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭フォアキャスト部門にノミネートされる。また同年、第一回池袋映画祭準グランプリを受賞。2014年『恋はストーク』が第2回岩槻映画祭短編コンペティション部門にて審査員特別賞受賞、ほか多数映画祭にてノミネート。2016年『ゆきおんなの夏』を製作。
【CAST】
中田クルミ、籾木芳仁、蒼波純、清瀬やえこ、美紀乃、ミネオショウ、森累珠
【STAFF】
監督・脚本:亀山睦実/撮影:柳橋伸幸/録音:小黒浩聡/照明:酒井淳/撮影助手:荒木宏美/録音助手:金山はづき/写真:飯田えりか/音楽:Takuyoshi Fujiyama/ 助監督:岡田祐太/制作:川原杏奈/衣装・衣装デザイン:TARAMAN/アクセサリー提供:赤塚彩/ヘアメイク:清水彩美/美術・小道具:猪瀬まな美/配給・宣伝:ノアド株式会社/
■ Aプログラム■(有料)14:45~
●作品 『虎穴にイラズンバ』 64分
監督 竹中貞人
【受賞・上映歴】
第28回東京学生映画祭 観客賞/ シネドライブ2016 東京 大阪 上映
【あらすじ】
一流のジャーナリストを目指す主人公、高須が学生運動で有名な学生寮、ぽろろ寮に取材に行くことになる。しかし、実際の学生たちは学生運動などしておらず、のらりくらりと暮らす日々を送っている。が、記事になって有名になりたいという思いから取材を受けてしまい嘘をついての学生運動がはじまる。
●作品 『Ici, la et partout』 2分10分
監督 冠木佐和子
【受賞・上映歴】
・プチョン国際学生アニメーション映画祭 PISAF 韓国アニメーション製作者協会長賞受賞 (韓国)・文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 審査委員会推薦作品・タマグラアニメ博 (渋谷アップリンク)・アヌシー国際アニメーション映画祭 (フランス)・オタワ国際アニメーション映画祭 大学ショーリール部門グランプリ受賞(カナダ)・「自主アニメーションへのいりぐち〜アヌシー2013報告会〜」(高円寺 円盤)・バルセロナ国際ショートフィルムフェスティバル(スペイン)・Eyeworks Festival of Experimental Animation(アメリカ)・アニメーションで新年会 〜わたしが出逢ったアニメーション in 2013〜(高円寺 円盤)・第13回 MONSTRA – Lisbon Animated Film Festival(ポルトガル)・第18 回 ANIMAC(スペイン)・KloosterKino: Beyond Anime, Young Japanese Animation(オランダ)・第16回 Future Film Festival (イタリア)
・TOKYOANIMA!・ASK?映像祭2014 入選・SICAF2014(韓国)・第10回ヴァルナ国際アニメーション映画祭(ブルガリア)・Animatou Festival international du film d’animation(スイス)・Le cabaret vert (フランスの野外音楽フェスティバル)・文化庁メディア芸術祭北九州特別企画『越境するマンガとメディア』・第17回文化庁メディア芸術祭海外、国内巡回事業「Animated short program 2014―短編アニメーション2014」・第11回 London International Animation Festival LIAF (イギリス)・l’hybride(フランス)ノミネート・シェア・フェスティバル2014-2015(イタリア)・Insomnia festival(ロシア)・Indie-AniFes(韓国)・Festival international du film de la Roche-sur-Yon(フランス)・Northwest Animation Festival(USA)
【あらすじ】
愛や恋はとても素晴らしく人生を豊かにしてくれるものだが、実体がなく、時にとてもあやふやで儚いものだ。本作は、そんな愛に満ちあふれ、恋に浮かれた作品に仕上がっている。しかし、どんなに愛し合っていても所詮は別々の人間であり、完全に理解し合うことは不可能に近く、切ない。そのような儚さを、物体が次々にメタモルフォーゼしていくことによって表現した。そしてこの作品が完成したと同時に私は当時の恋人に振られた。
【STAFF】
音楽:小さいテレーズ
●作品 『夏のゲロは冬の肴』 3分00秒
監督 冠木佐和子
【受賞・上映歴】
World Festival of Animated Film in Varna 2016(ブルガリア)
【あらすじ】
過去にあった辛い出来事も時間が経てば思い出になる。しかし私たちは再び吐き、そしてまた食べる。人生はエコロジー
【STAFF】
音楽:佐伯誠之助
【監督プロフィール】
1990年 東京都生まれ。 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アダルトビデオ制作会社に就職し、退職。その後多摩美術大学大学院修士課程デザイン専攻グラフィックデザイン領域を修了。ザグレブ国際アニメーション映画祭学生部門グランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭優秀芸術賞受賞など、他国内外20カ国以上でノミネート、受賞歴あり。
■ Aプログラム終了 16:26
■ Bプログラム開始 16:40~
●作品 『ぼくらのさいご』 33分
監督 石橋夕帆
【受賞・上映歴】
田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門【映画.com賞受賞】 横濱HAPPY MUS!C映画祭 音楽映像部門【最優秀賞受賞】 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 短編コンペティション部門ノミネート/第二回新人監督映画祭 フォアキャスト部門ノミネート/福岡インディペンデント映画祭上映/小田原映画祭二次審査一般上映/ショートピース仙台短編映画祭2015一次選考通過/ちば映画祭上映/第3回ONCEアワード上映/自主上映イベント「夏の午前の短篇集」@渋谷ユーロライブ/SKIPシティ国際Dシネマ映画祭アンコール・ウィーク@テアトル新宿/田辺・弁慶映画祭セレクション2016@テアトル新宿シネリーブル梅田/MoviesHigh16 制作部&OBプログラム@新宿K’sシネマ
【あらすじ】
夏休み中の学校。夏期講習にやってきた悦子たちは、宇宙人の話題で盛り上がり、「宇宙人を呼ぶ会」を行うことになる。そんな中、悦子と幼馴染みの雅人の間にささやかな出来事が起こる。
【監督プロフィール】
1990年神奈川県生まれ。2011年、東洋学園大学在学中に自主制作映画を初監督。2012年、NCWクリエイターアドバンスコース脚本選出会に選出され『フレッケリは浮く。』を監督。翌年、新宿K’sシネマで行われたNCW主催の映画祭Movies High13にて上映。2014年『ぼくらのさいご』製作
【CAST】
出演:堀春菜 / 笠松将 / 斉藤結女 / 川瀬成美 / 志茂星哉 / 東龍之介 / 平野龍 / 古島裕大 / 石本径代 / 中野健治 / 鈴木博之 / 小林伸行
【STAFF】
監督・脚本・編集:石橋夕帆/助監督:中川駿 、島田かおり/プロデューサー:山野淳/撮影:佐藤遊、島大和/照明:山口峰寛/録音:川路拓真、奥山竜輝/作曲家:佐野千明/制作:北知治、堀越桐郎/記録:反町智樹/方言指導:千葉隆司/撮影応援:木村将人、村上このみ、佐藤快磨
●作品 『Strings』 12分42秒
監督 田島基博
【受賞・上映歴】
Movies-High16 他イベント上映
【あらすじ】
とある田舎町。放課後、神社に先輩を呼び出しラブレターを渡そうとする女の子。手紙を取り出そうとしたら突如、左手に赤い糸が出現。先輩そっちのけで赤い糸を追うことに。道中、色々なことが起こるが、意外な結末が女の子を襲う。
【監督プロフィール】
田島基博(タジマモトヒロ)1979年生まれ、東京出身。2006年ニューシネマワークショップにて映画を学ぶ。2007年の大ヒット映画「クローズZERO」に演技事務として参加。そこで知り合った役者の辻岡正人を主演、元AV女優の長澤つぐみをヒロインに劇場用長編第一作目「シルエット」を撮影。モノクロ・サイレントという珍しいジャンルでラブストーリーを見事に表現させた。2008年「シルエット」が渋谷アップリンクXにて異例の4週間レイトショー。好評を博す。2009年モノクロ・サイレントで劇場用長編第二作目「ボレロ」を撮影。ヒロインに本格派女優の小嶺麗奈が出演。その他、日テレジェニック2007の小田あさ美、特捜戦隊デカレンジャーの伊藤陽佑、第13回メンズノンノ・モデルの本多章一、欽ちゃんファミリーの斉藤清六が出演。2010年3月「シルエット」DVD化。販売が始まる。同時に全国のTUTAYA、ゲオにてレンタルが開始される。短編第一作目「Strings」を撮影。モノクロ・サイレント。主演は日テレジェニック2010の内田理央。2011年 短編第二作目「FINE HORSE」を撮影。モノクロ・サイレント。2012年2月、「ボレロ」が新宿K’sシネマにて2週間レイトショー。9月、短編第三作目「PLAY BOY」を撮影。モノクロ・サイレント。2013年6月「ボレロ」DVD化。販売が始まる。同時に全国のTUTAYA、ゲオにてレンタルが開始される。2014年劇場用長編第三作目「DEVOTE」撮影。2016年7月「DEVOTE」が新宿K’sシネマにて公開。
【CAST】
内田理央
【STAFF】
監督 田島基博/ 助監督 田村専一/ 音楽 田中マコト/ メイク 富田貴代/ 脚本 塩出太志
●作品 『ナポリタン』 19分42秒
監督 上田 慎一郎
【受賞・上映歴】
したまちコメディ大賞2016ノミネート
【あらすじ】
人の話を聞けない会社員の川口。ある日突然、川口は他人の言葉が「ナポリタン」としか聴こえなくなってしまう…。
【監督プロフィール】
中学生の頃から友人と自主映画を制作。25歳の時に映画製作団PANPOKOPINA(パンポコピーナ)を結成。当団体で現在までに13本の映画を製作し、 国内外30以上の映画祭で入選・受賞。2015年、オムニバス映画「猫まんま」にて商業映画デビューを果たす。「100年後に観てもおもしろい映画」をスローガンに、普遍性の高いメッセージをポップにくるんだ娯楽性の高いエンターテイメント作品を創り続けている。個人では映像関連のフリーランスとして活動。映画製作を柱に、舞台の作・演出やミュージックビデオ、企業のプロモーションビデオ等のディレクションも行っている。
監督作:「テイク8」「4/猫 〜猫まんま〜」「Last Wedding Dress」「彼女の告白ランキング」「ハートにコブラツイスト」「恋する小説家」「お米とおっぱい。」
【CAST】
福島龍一 秋山ゆずき 牟田浩二 森恵美 井関友香 川口貴弘 ほか
【STAFF】
監督・脚本・編集:上田慎一郎/エグゼクティブプロデューサー:清水 佳代子/プロデューサー:大和田 光人/ラインプロデューサー:川口 貴弘/撮影:神林 裕介/録音:古茂田耕吉/メイク:菅原美和子/制作:ふくだみゆき、佐熊雄、代田恵美/スチール:鶴田照夫/主題歌:歌・作曲:橋本晃洋(EX:TOYS AND CAKES)、ミックス:平崎真澄/制作:株式会社シミズオクト、PANPOKOPINA、SHIGUSA/製作:株式会社シミズオクト
■ Bプログラム終了 18:31
■ 閉会式 18:46~