「第36回TOKYO月イチ映画祭」 2016年6月11日(土)

■13:30~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)

●作品 『愛を込めて壁ドンを』 10分
監督 松尾 豪
【受賞・上映歴】
第1回ところざわ学生映画祭にて上映
【あらすじ】
胸がキュンキュンするラブコメを想像した人にゴメンなさい。物語の主人公はボロアパートに一人で暮らす気難しいおっさん。ある日隣の部屋にシングルマザーが越してきた。夜な夜な泣く赤ん坊に『壁ドン』をするおっさん。『壁ドン』を通じて生まれる、奇妙で暖かい物語。
【監督プロフィール】
小学生の頃から映画を撮り始め、23歳になった現在までに52本もの自主制作映画を制作。
日本大学芸術学部を卒業後、社会人として働きながら次回作の制作時期を伺っている。
〈受賞歴〉・映画甲子園2011『ALL』優秀脚本・撮影・男子演技賞受賞・第1回ところざわ学生映画祭『アキスカゾク』観客賞・準グランプリ受賞・第2回ところざわ学生映画祭『UNDER M∀D GROUND』観客賞・レッツシネパーク賞受賞
【CAST】
あそぎ/黒川麗美/角健士
【STAFF】
監督・脚本・編集 松尾豪/ 撮影 濱本理子/ 録音 長谷川渚

■ Aプログラム■(有料)14:10~

●作品  『ASO-eternal grassland-』 30分


監督 岩永 洋
【受賞・上映歴】
第7回沖縄国際映画祭/ 第9回田辺弁慶映画祭/ ロサンゼルスアジアンパシフィックフィルムフェスティバル
【あらすじ】
汚染がすすみ、人類も残りわずかになった終末世界。生き残った人類のひとり、タツはロボットのケイとともになんとか生き延びていた。放浪の末、生命のオアシス「ASO」にたどり着く。そこには自然の中でたくましく生きる娘ツイメがいた。浮遊する謎の岩に導かれ、生活を共にする中で距離を縮めていく3人だったが…
【監督プロフィール】
1985年生まれ 東京都出身。日本映画学校(現:日本映画大学)にて撮影照明技術を主に学ぶ。在学中に制作した監督作品「ゲンツウ」が第30回ぴあフィルムフェスティバル入選。卒業後も撮影技術部としてPVやCM、DVD作品などに参加しながら作品を作り続け、2008年制作「ソレダケ」が再び、ぴあフィルムフェスティバルに入選し、他にも国内外の映画祭で上映され水戸短編映像祭では奨励賞を受賞。この作品がきっかけで若手作家の旗手、今泉力哉監督と出会い、多数の作品に撮影として参加。その後2010年に制作した監督作「untitled」が3度目となるぴあフィルムフェスティバル入選を果たす。自身が作品を作ることもあり、同世代作家との繋がりが深く、撮影監督としても若手作家の作品を多数手がけている。
【CAST】
内村 遥 佐藤 睦 湯川佳小里 もっこすファイヤー のりを 村上 純(しずる) もっこすファイヤー たく
【STAFF】
助監督 石井将/撮影 伊集守忠/照明 中嶋裕人(九州ハートス)/音楽 加藤久貴

●作品  『upland』 24分


監督 高坂 聖太郎
【受賞・上映歴】
第2回 ところざわ学生映画祭 グランプリ/第4回 京都映像アワード 奨励賞
【あらすじ】
趣味の写真撮影でであった二人の男性。お互い魅かれ合いながらも、ある出来事がきっかけとなり気持ちがすれ違っていく。若さゆえの衝動、そして二人の超えられない壁。次第に同性であることを超えた愛の形が現れてくる。
【監督プロフィール】
1992年生まれ。青森県青森市出身。2015年、日本大学芸術学部映画学科映像コースを卒業。現在、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に在学中。映像の証拠能力や実験映像などについて研究している。
【CAST】
・古矢 航之介・佐藤 宏之(渡辺源四郎商店)
【STAFF】
・監督、撮影、編集 高坂 聖太郎 /・脚本高坂 聖太郎・角岡 伸哉/・録音松元 晶子/・照明 信川 公哉・廣田 耕平

●作品  『こんぷれっくす×コンプレックス』 24分36秒 
監督 ふくだみゆき
【受賞・上映歴】
SKIPシティ国際映画祭2016 アニメーションコンペティション部門 ノミネート/横濱キネマ・カーニバル 其の弐  上映
【あらすじ】
中学生のゆいは大人に憧れている。ワキ毛が大人の象徴だと思っており、クラスいちワキ毛の生えている武尾に興味を持っていた。
【監督プロフィール】
群馬県出身。金沢学院大学を卒業後、映画監督を目指して上京。アニメーションやイラストを中心に活動。2013年には短編実写映画『マシュマロ☓ぺいん』を初監督し、国内映画祭で5冠を受賞。本作は約5年ぶりとなるアニメーション監督作品。
【CAST】
林奏絵/上妻成吾/春名風花/山口遥/広江美奈/武田真人/岡田昌宜
【STAFF】
監督と脚本とアニメ ふくだみゆき/プロデューサーと編集 上田慎一郎/録音 吉川俊夫/背景制作 山口千尋 一條晶子/制作 大野力 田中真知子

■ Aプログラム終了 16:15
■ Bプログラム開始 16:30~

●作品  『くさいけど「愛してる」』 24分


監督 永井和男
【受賞・上映歴】
京都国際映画祭2015 クリエイターズ・ファクトリー 【劇映画部門 優秀賞】/したまちコメディ大賞2015 【勝手にサポーター&観客/賞】/第3回栃木・蔵の街角アワード 入選/第14回中之島映画祭 入選/Maryland International Film Festival 入選/水戸タンペンセレクション2016 vol.2 上映/第6回 O!!iDO短編映画祭 入選/第8回おもいがわ映画祭 入選/日本セルビア交換映画祭 上映/Indie Fest USA 入選/夜空と交差する森の映画祭2015 上映/第19回水戸短編映像祭 入選/きりゅうアワード2015 入選/
【あらすじ】
誠は恋人である結衣の口臭に悩んでいた。どうしても真実を伝えることのできない誠が歯医者に相談すると、口臭を測る装置(スメライザー)を渡される。
【監督プロフィール】
1990年大阪生まれ。2013年『妻の血圧』にてNHKミニミニ映像大賞、奨励賞受賞。2015年インターネットドラマ『前向き男とネガティブ妻の日常』を発表。同年、友人の恋人の口臭を苦に『くさいけど「愛してる」』を制作し、京都国際映画祭クリエイターズファクトリー劇映画部門優秀賞、したまちコメディ大賞2015勝手にサポーター&観客賞を受賞するなど、国内外10以上の映画祭にて入選&上映されている。
【CAST】
ルーデルマン大地 上西愛理 奈須崇 三浦美智瑠 篠崎雅美 天音 間宮志穂 真弓 伊賀漣太郎 井戸川真子
【STAFF】
監督・脚本・編集 永井和男/撮影 小林健太/録音 了舟隼人/プロデューサー・助監督 今井太郎/

●作品 『私には未来がある』 15分


監督 大内りえ子
【受賞・上映歴】
イメージフォーラムフェスティバル2016 ジャパン・トゥモロウ部門 大賞受賞
【あらすじ】
「ぼく」の生活を描いた日常系アニメ。
この作品は要素でしか成り立っていない。私自身もまた、要素でしか成り立っていない。
【監督プロフィール】
日本・北海道出身。北海道在住。
アニメーションを中心に映像制作を続ける。
主な制作のテーマは個人性や日常が持つ暴力性と歪み、その崩壊について。
ネガティブなことが持つ物語性と熱量を咀嚼し、再構築した作品を制作している。
その他、らくがきを元にしたアニメなども作る。

●作品
『犬のようだ』 44分


監督 甲斐博和
【受賞・上映歴】
第6回田辺・弁慶映画祭 東京国際映画祭チェアマン特別奨励賞受賞
【あらすじ】
妻を亡くした弟と、家族と離れて生活する兄。
そんな兄弟の、あてどもない、たった一日の逃避行。
【監督プロフィール】
1977年、屋久島生まれ、36歳。高校時代をチリ、アメリカで過ごす。
大学卒業後に劇団を立ち上げ公演を続けながら、2005年より映像製作を始める。
水戸短編映像祭グランプリ等、国内の自主映画祭で受賞多数。
【CAST】
本杉淳悟・木村知貴・カイマミ・結・杉木隆幸・齋賀正和・北川浩・菊地奈緒
【STAFF】
脚本監督・甲斐博和/撮影・村橋佳伸/録音・阿部将大/音楽・TEYO/助監督・高山康平/

■ Bプログラム終了 18:30
■ 閉会式 18:45~