「第34回TOKYO月イチ映画祭」2016年4月9日(土)
■13:30~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)
●作品 『ACTOR』 40分16秒
監督 土屋哲彦
【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016 フォアキャスト部門 上映
【あらすじ】
「カットォーー!・・・もう1回!」ある日、売れない俳優・山田が振向くとなぜか自分にカメラが向けられている。突然、映画の撮影が始まっていた!!!戸惑いながらも、無我夢中で“演じきる”山田。謎の映画クルーと山田の撮影の旅がはじまった・・・。監督の厳しい指導、撮影中のアクシデント、そして憧れのスターとの競演・・・やがて、俳優として目覚めていく山田。だが、監督の演出は過激になっていき・・・。
夢を捨てられない男が、現実と幻想の境界を疾走する!辿り着いたラストシーン、山田が手にしたのは・・・!?
【監督プロフィール】
CMの制作部としてキャリアをスタート。その後、フリーの助監督として石井克人氏など多くの監督の劇場公開映画に関わる。2007年に「梨の花は春の雪」で長編を初監督。その後はドラマ、CM、PVなどジャンルにとらわれず様々な映像の演出を手がけている。2012年には短編作品「豪速球」が、ショートショートフィルムフェスティバルや、高雄映画際ほか、国内外の多数の映画祭で上映されている。2015年には映画「闇金ドッグス」が公開。
【CAST】
黒岩司/ 須賀貴匡/ 菅野莉央/ 龍坐/ 津田寛治
【STAFF】
[監督/脚本/編集]土屋哲彦 [助監督]畑井雄介 [撮影監督]辻健司 [録音監督]蓬田智一 [音楽監督]鷲見音右衛門文広 [プロデューサー]星久美子
■ Aプログラム■(有料)14:40~
●作品 『カミソリ』 13分17秒
監督 新谷寛行
【受賞・上映歴】
・「第19回水戸短編映像祭」ノミネート/・「那須ショートフィルムフェスティバル2015」ノミネート/・ 輝け!平成27年度映画祭対抗短編合戦(姫路シネマクラブ主催) 上映
【あらすじ】
マサオの営む床屋。親友コージが髪を切りに来ている。マサオによると、妻クミコが誰かと不倫しているらしい。
外出していたクミコが帰って来ると、店の中には不穏な空気が漂い始める・・・
【監督プロフィール】
1980年大阪府生まれ。2003 年京都産業大学卒業。大阪の映像制作事務所で修行後、2006年上京。イベント会社映像制作部に就職。
2008 年退社後は、様々な制作現場で経験を積み現在に至る。今作が初監督
【CAST】
マサオ役:新谷 寛行/ クミコ役:松田 美和/ コージ役:高木 公介
【STAFF】
監督/脚本/編集:新谷 寛行/ 撮影監督:斎藤 文/ 録音:佐藤 慎也/ 撮影助手:内田 伸輝
●作品 『I&i』 13分
監督 西澤周平
【受賞・上映歴】
第2回新人監督映画祭 アニメ部門 グランプリ
【あらすじ】
外界に嫌気のさした女性。心の闇が彼女の体を滅ぼしていく。唯一残った心の中の幼少期の自身に出会い、心境が変化していく。「自己同一性」をテーマにしたアニメーション。
【監督プロフィール】
1988年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アプリの制作会社で働きつつ、個人活動もおこなっております。今回大学卒業後初めての作品。
●作品 『さいなら』 36分
監督 大野大輔
【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016 フォービデンゾーン上映/ 映画美学校映画祭2015 上映/ シネドライブ2016 高円寺パンディット賞 受賞
【あらすじ】
映画監督を志す青年(24)が歩んだ2013年の記録。彼女に貢がせ作った映画は大ヒンシュクを浴び、バイト先ではなじられ、親には勘当され、ストレスと借金と性欲だけが膨れ上がる日々。悩める若者とアウトサイダー達が愚痴と妬み嫉みで織りなす人間模様と禁忌の哲学、そして希望と再生の物語。
【監督プロフィール】
2009年 映画美学校 13期フィクションコース初等科 修了/ 2013年 初長篇映画『BAD SAMURAI FOREVER』製作
【CAST】
本間玲音/黒木歩/寺岡勝則/与那覇康史/富永茜
【STAFF】
脚本・監督等 大野大輔/ 特殊メイク 福士結花里
■ Aプログラム終了 16:25
■ Bプログラム ■16:45~
●作品 『返事をする;繰り返す 繰り返した;消す;特に好き 特に好きじゃなくなった。』 5分
監督 大内里絵子
【受賞・上映歴】
調布映画祭2015 第18回ショートフィルムコンペティション(調布市文化会館/東京) グランプリ/ イメージフォーラム・フェスティバル ジャパン・トゥモロウ部門(日本各地にて開催)/ 東京アニメアワードフェスティバル国際アニメーション 短編プログラム(TOHOシネマズ日本橋/東京)/
ARKIPEL FILM FESTIVAL(ジャカルタ)/ Experimenta 2015(インド)
【あらすじ】
“氾濫”に巻き込まれる、僕の私の生活に焦点を当てたアニメーション作品。
【作品の概要】
「日常の暴力性」を主なテーマに、メディア(延いてはその日常)の中の女性の 性の扱われ方に着目し、この作品を作った。雑誌、テレビ、インターネット、他様々な媒体で女性の体は切り売りされている。 人々はそれを見ることに慣れ、疑問を抱かなくなってしまっている。それでいいのか?という疑問提示と、自分の意識が侵食されて無理やり作り変えられていく気持ち悪さ・情報が現実世界を先行していってしまう現代の歪な在りようについて表現した。
【監督プロフィール】
日本・北海道出身。北海道在住。アニメーションを中心に映像制作を続ける。主な制作のテーマは個人性や日常が持つ暴力性と歪み、その崩壊について。ネガティブなことが持つ物語性と熱量を咀嚼し、再構築した作品を制作している。その他、らくがきを元にしたアニメなども作る。
●作品 『明日に向かって』 2分46秒
監督 田村専一
【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015 フールジャパン 鉄ドン危機一髪の一本として上映
【あらすじ】
目的に向かって頑張る男達の話
【監督プロフィール】
映像制作集団「愛しあってる会(仮)」を設立。仲間たちと映画作りに励んでいる。これまで、各地の映画祭にて入選・入賞。その他にも映画祭で知り合った監督や関わった監督達の作品を招待し自ら映画祭を開催したりもする。現在仕事募集中。
【CAST】
ほりかわひろき 星野祐樹 村田啓治
【STAFF】
撮影 塩出太志 録音 奥山竜輝/ 小道具 高嶋義明 羽切裕介/ モザイク処理 佐藤稔浮/ 音楽 Shin
●作品 『水の足跡』 30分
監督 金子雅和
【受賞・上映歴】
* ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2013/ インターナショナル・ショートフィルムショウケース部門 ノミネート上映/* 山形国際ムービーフェスティバル 2013 準グランプリ/* 日本芸術センター第5回映像グランプリ 映像賞/* 第1回筑西ショートフィルムコンペティション グランプリ/* 第9回東葛映画祭 コンペティション部門 観客賞
* COSMO FEST TOKYO 2014 コンペティション部門 観客賞/* ダマー映画祭inヒロシマ 2013 (現・広島国際映画祭)ノミネート上映/
* Kisssh-Kissssssh映画祭2015 ノミネート上映
【あらすじ】
山間の駅に、動物写真を撮るため降りたケイ。3日前その山で遭難した兄妹がいることを知り、直ぐに帰るつもりでいたが、点在する野生動物の足跡を辿るうちに山奥へと入ってしまう。滝の前でシャッターを切った瞬間、目の前に現れたのは動物ではなく、二人の男女だった・・・。夏の自然の中、静かに記録された交流の物語。
【監督プロフィール】
1978年東京都生まれ。2008年、初監督作『すみれ人形』が都内レイトショー公開、DVDソフト化、ハンブルグ日本映画祭などで正式上映される。以後、企業PR映像やWEB用CM等の仕事に携わりながら、自主制作や助成企画で6本の短編映画を監督。それらの作品は、多数の国内映画祭でノミネート・受賞。最新長編監督作『アルビノの木』(2016年)が、公開準備中。
【CAST】
松岡龍平 石坂友里 山科圭太 香取剛 高木公介 山口晃 ほか
【STAFF】
[監督/撮影/脚本/編集]金子雅和 [脚本/美術/衣装]熊倉美由紀 [撮影助手]東哲哉 [照明]吉川慎太郎 [録音/整音]黄永昌 [原案]青木亜理沙
●作品 『代理人アイリーン』 16分
監督 高橋洋
【作品概要・監督より】
映画美学校では例年、受講生の技術実習として講師が監督する短編映画を作ってます。通称「ミニコラボ」。これもその一本です。撮影・照明・録音すべて受講生というザッツ・自主映画。今年はさらにアクターズコース受講生が出演して演技実習も兼ねました。うーん、こんな変テコリンな内容で実習になったのか…。ともかくご覧ください。
【監督プロフィール】
1959年千葉県生まれ。森崎東監督によるテレビドラマ『離婚・恐婚・連婚』で脚本家デビュー。以降、映画、Vシネマの脚本を多数手がけ、1995年の『女優霊』(中田秀夫監督)は後のJホラーの礎となる。『リング』(1998)では原作小説を大胆に脚色、『リング2』(1999)、『リング0~バースディ』(2000)の脚本も手がけ、Jホラーを代表する脚本家の地位を確立した。2004年には初の長編監督作『ソドムの市』を発表。監督作として、中原翔子を主演に迎えた壮大なスケールの短編『狂気の海』(2007)、Jホラーシアター・シリーズの完結作『恐怖』(2010)がある。他の脚本作に『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』(1997、98 黒沢清監督)、『インフェルノ 蹂躙』(1997 北川篤也監督)、『発狂する唇』『血を吸う宇宙』(1999、2001 佐々木浩久監督)、『おろち』(2008 鶴田法男監督)など。著書に『映画の魔』、『映画の生体解剖』(共著)がある。
【CAST】
奥崎愛野 的場裕美 山田雄三(映画美学校アクターズコース5期)
【STAFF】
映画美学校フィクション・コース19期
■ Bプログラム終了 18:25
■ 閉会式 18:45~