第86回 TOKYO月イチ映画祭 2024年9月8日(日)

今回も上映も打ち上げも盛り上がり、楽しい映画祭になりました!

グランプリは『パンにジャムをぬること』瀬浪歌央 監督がみごと受賞いたしました。おめでとうございます!!

■12:50~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)

 作品 『ささくれ』 30分/2022 監督 大金康平

【あらすじ】
職場恋愛の末に入籍を目前に控えるも、急な婚約破棄を受けて実家に出戻った瑞季 (里内伽奈)。元婚約者との気まずさから 仕事は退職、同居する母・真帆(秋本奈緒美) の冷ややかな視線もよそに、憂鬱で自堕落な 生活を送っていた。

ある日唐突に届く一通の封筒。 それは、かつて瑞季と真帆を残して去った 父・晃一(板尾創路)からの結婚祝いだった。

煮え切らない感情が募るなか、 無用の祝儀を突き返すべく、瑞季は父の暮らす町を訪れた。

両親の離別。そして自身にも訪れた、結婚 ”できなかった” 生活。 新たな一歩を踏み出すために、彼女が起こした行動とは……。

【上映作品の、受賞・上映歴】
<受賞歴>
・札幌国際短編映画祭2023 国内最優秀作品賞 / ・岩槻映画祭2023 グランプリ / ・kisssh-kissssssh映画祭2023 最優秀主演賞 /

・第15回沖縄国際映画祭 特別上映 / ・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2023 特別上映 / ・山形国際ムービーフェスティバル2022入選

・第21回中之島映画祭 入選 / ・那須ショートフィルムフェスティバル2023 入選 / ・夜空と交差する映画祭2023 入選 / ・⻄湘映画祭2023 入選

<公開歴>
・2022/10/8~14 池袋シネマ・ロサ / ・2023/3/11・12 大阪シアターセブン / ・2023/6/9~15 シモキタエキマエシネマK2

【監督プロフィール】
日本大学藝術学部 映画学科 監督コース卒業

2022年にドキュメンタリー『ここに、いる。〜分身ロボットと創る「星の王子さま」〜』で第14回日本映像グランプリ優秀賞、2023年に短編映画『ささくれ』で第7回岩槻映画祭グランプリ・第18回札幌国際短編映画祭最優秀国内作品賞を受賞。 近年は、 NHK/Eテレ『シャキーン!』 dTV『Documentary of ≒JOY』   中京テレビ『こんなところで裏切り飯』等、劇作品・MV・ドキュメンタリー・子ども向けコンテンツの監督・撮影・編集・スチール撮影まで、ジャンルや手法の枠を越えマルチに手がける。

7年間のフリーランスを経て、2023年4月より MMJ (メディアミックス・ジャパン) 所属。BNN出版『映像作家100人』 2018-2019 選出

【キャスト】
里内伽奈、板尾創路、秋本奈緒美、星ようこ

【スタッフ】
監督:大金康平
/脚本:里内伽奈・大金康平/撮影:萩原脩/照明:堅木直之/録音:柳田耕佑

■ Aプログラム■(有料)13:55~

作品 『マニブスの種』 25分/2021 監督  芦原健介


【あらすじ】
ある日、ポストに届いた差出人不明の封筒。開けてみるとそこには植物の種が入っていた。

その種を育ててみると、まるで“人間の手”のようなものが生えてきたのだった。

【受賞・上映歴】
SSFF&ASIA2022 入選/福井駅前短編映画祭2021 フェニックス大賞(グランプリ) / 第2回SAITAMAなんとか映画祭 グランプリ / 第3回唐津演屋祭 グランプリ

神戸インディペンデント映画祭 入選 / 広島こわい映画祭 入選 / 芦原健介監督短編特集として池袋シネマ・ロサにて上映

【監督プロフィール】
早稲田大学在学時より俳優活動を開始。現在は俳優としてシアターカンパニーJACROWに所属。

昨今は俳優のみならず監督としても活動。初監督・主演を務めた映画『その神の名は嫉妬』がニース国際映画祭2022にて外国語長編映画最優秀脚本賞を受賞。池袋シネマ・ロサでの上映を皮切りに、名古屋シネマスコーレ・大阪シアターセブンなどの各地ミニシアターにて上映された。

また監督した短編映画『マニブスの種』は福井駅前短編映画祭2021・第二回SAITAMAなんとか映画祭・第3回唐津演屋祭にてグランプリを受賞。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022にノミネートされるなど、全国各地の映画祭で上映され話題となった。

【キャスト】
菅野貴夫、小島彩乃、目黒貴之、中野健治、江口逢、芦原健介

【スタッフ】
監督 芦原健介 / 脚本 芦原健介 / 撮影 西村洋介 / 録音 飯田匡彦 / 編集 芦原健介 / 製作 STUDIO TRAM

作品『マンチの犬~アンパンとカツ丼~』 27分/2021  監督:賀々贒三

【あらすじ】
料理好きでマンチな刑事、久米川と中井が進める殺人事件の捜査線上に、痛風持ちと思しき容疑者が浮上する。不自然な注文履歴から目星を付けたものの、この容疑者には確かなアリバイがあった。

アリバイ崩しの確証を得る為に張り込みをしていた二人は、大麻吸引による食欲増進(マンチ)から、その場であんパンを料理して食べる。張り込みから確証を得た二人は取り調べに臨むが、なかなか口を割らない容疑者を説得するためカツ丼を用意。パン粉も割下も使わない、その驚きのレシピとは…。

【監督プロフィール】
新潟島オギノ通りの生家にて、避妊の失敗により出生。狭山市立入間野小学校在学時より映画制作を始め、現在にいたる。

【キャスト】
榎本桜、小関翔太、彦坂啓介、杉崎正典、久田松真耶、横須賀一巧、林慶知、白畑真逸、辻文丈、伊藤由紀、窪田翔、剣持直明

【スタッフ】
監督:賀々贒三 / プロデューサー:榎本桜、杉山晴香/ 撮影:北尾和弥 / 録音:田中秀樹 / 音楽:大川裕明(RUDE BONES) / 製作:株式会社リアルメーカーズ

作品 『サボテンと海底』 30分/2022  監督 藤本楓

【あらすじ】
今年35歳を迎える俳優、柳田佳典は映画やCMの撮影前に俳優やタレントの代わりに準備作業を請け負うスタンドインの仕事を生業としている。映画に出たい気持ちを抱えつつも、チャンスに恵まれない日々。そんなある時、柳田の元に映画の主演オーディションの話が舞い込む。

【監督プロフィール】
1995年神奈川県生まれ。

多摩美術大学にて舞台衣裳や特殊小道具のデザイン・製作を学ぶ。在学中は自主映画やドラマ、MVの現場に美術部として参加。大学卒業後は東京藝術大学大学院に進学し、桝井省志氏、市山尚三氏に師事。映画製作について学ぶ。

【キャスト】
宮田佳典、佐野岳、大友一生、石川浩司、ふせえり

【スタッフ】
監督・脚本:藤本楓/製作総指揮:松谷孝征(VIPO理事長)/製作:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)/プロデューサー:阿部謙三 川田尚広/ラインプロデューサー:川上泰弘/撮影:吉田淳志/照明:本間光平/録音:間野翼/美術:前田巴那子/編集:宮島竜治/音響効果:茂野敦史/衣装:山﨑忍 熊田侑里子/ヘアメイク:内城千栄子/助監督:石井純/制作担当:篠﨑周馬/音楽:馬瀬みさき/音楽プロデューサー:有馬由衣/スチール:西邑匡弘/スクリプター:田中小鈴

■ Bプログラム開始 16:20~

作品 『★スターとレッくん★』 25分/2004 監督 東野 敦

【あらすじ】
宇宙を旅する人気歌手スターと お手伝いロボットのレッくん。制御不能な二人が巻き起こすSFサスペンスにして人形劇!?

チープでキッチュでポップなハイテンション「スペースオペラ」だぁぁぁぁっ!ワンルームのアパートを粗大ゴミとガラクタで宇宙船にリフォームした意欲作!

【監督プロフィール】
大阪芸大の最終兵器と言われてはや20年!いまだブレークの気配が見えない東野敦!

【キャスト】
レッくん たくませいこ /スター  大泉地萬木 / ポリス  平良勤 / ダンサー 植木美奈子 小田原真貴 / 部下 宇野祥平 / ノエル 青崎寿幸

【スタッフ】
カメラ 二宮正樹  深田晃司 /  音楽 阿部海太郎 / 製作  ちくわ姉妹

作品 『ホモ・アミークス』 43分/2023 監督 馬渕ありさ

【あらすじ】
人間と“ちょっと”だけ違う遺伝子を持つ、実験用生物 ホモ・アミークス。 「やめろ」しか喋らないホモ・アミークス達の、飼育員になった男 田代。

田代の指をしゃぶらないと眠れない、他のホモ・アミークスと違った雰囲気を持つ802。 田代と802の友情の話。

【受賞・上映歴】
<受賞>下北沢映画祭 グランプリ受賞   <入選>田辺・弁慶映画祭 / ぴあフィルムフェスティバル / 沖縄NICE映画祭 / 中之島映画祭

<上映>MOOSIC LAB 2024

【監督プロフィール】
1995年5月18日生まれ。東京都出身。フリーランスの映像カメラマン、エディター。2019年に青山学院大学 総合文化政策学部を卒業。

2019年制作・短編映画『山田』が、新人監督映画祭で短編部門グランプリ受賞、カナザワ映画祭、神戸インディペンデント映画祭 他で上映、TOKYO MX1「あしたのSHOW」、U-NEXTで配信中。

2023年制作・中編映画『ホモ・アミークス』が、下北沢映画祭でグランプリ受賞、田辺弁慶映画祭、ぴあフィルムフェスティバル、MOOSIC LAB 2024 他で上映。

【キャスト】
芦原健介 辻智輝 金子貴伸 須田晶紀子 山ノ内涼太郎 井根健一朗 小河智裕

【スタッフ】
撮影:哉司 録音:佐藤開 音楽:Peno キャスティング協力:小原正至

作品 『パンにジャムをぬること』 23分/2019 監督 瀬浪歌央

【あらすじ】
「この世に耳の聞こえない人がいなかったら、多分映画みたいな世界だったと思うよ」

大学 1 年生の琳が、耳の聞こえない女の子・すみれと出会う。互いの違いや共通点を見つけ、二人が心を通わせていく物語。

【受賞・上映歴】
・GYEONGGI FILM SCHOOL FESTIVAL 2019 Asian Student Films ノミネート

・東京ろう国際映画祭公募部門ノミネート

・SAITAMAなんとか映画祭ノミネート(準グランプリ)

・MBT映画祭ノミネート(特別賞)

【監督プロフィール】
1997 年生まれ、愛知県出身。京都造形芸術大学映画学科制作コース卒業。鈴木卓爾監督『嵐電』に助監督として参加。

初監督作品『パンにジャムをぬること』(短編)は、GYEONGGI FILM SCHOOL FESTIVAL 2019AsianStudentFilms、東京ろう国際映画祭公募部門に選出。

初長編監督作品『雨の方舟』は、2020 年 SKIP シティ国際 D シネマ映画祭にてノミネートされ、劇場公開。

監督作品:『パンにジャムをぬること』『特殊詐欺防止の歌』『雨の方舟』『大晦日』『大宮ナポリタン』

【キャスト】
瀬戸さくら、大塚菜々穂

【スタッフ】
唯野浩平、嘉正帆奈、大森円華、植原美月、國領一輝、幸路一希、近藤晴香、木村美月

■ 閉会式 18:50~