第60回TOKYO月イチ映画祭 6月9日(土)

■14:15~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)

 

  • 作品 『過ぎて行け、延滞10代』 上映時間 46分 監督 松本花奈

【受賞・上映歴】

東京国際映画祭、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映

【あらすじ】

高校生活最後の年。とある田舎町。夏子は毎日、夜こっそりとベッドの中で携帯のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む。

夢や目標がなく将来に焦りを感じながらも何となく生きていた彼女は夏休み前の試験当日、昼休みに抜け出して同級生の将也と憧れのバンドの復活ライブを見るために東京へと出て行く。自分が特別な人間でないと気づいたのはいつ頃からだろうか。私が今感じているこの気持ちも、あなたが今抱いている私への想いも、いつかは完全に、最初からまるでそんな気持ちなんて存在しなかったみたいに消えてなくなってしまうのだろうかー。

【監督プロフィール】

1998年1月24日生/大阪府出身/神奈川県在住。慶應義塾大学在学中。

主な作品経歴に、・脱脱脱脱17(2016年/)映画 ・スクールアウトサイダー(2017年)/映画 ・過ぎて行け、延滞10代(2017年)/映画

・東映 presents HKT48×48人の映画監督たち(田中美久担当)(2017年)/映画 ・フジテレビ 特別ドラマ「平成物語」(2018)/ドラマ  等。

【CAST】

堀春菜、井之脇海、松本まりか、手塚真生

【STAFF】

脚本 : 小寺和久 音楽:堤裕介/松尾真之介 プロデューサー:雨無麻友子/有澤奈緒 アソシエイトプロデューサー:嶋田郁良/中村圭吾

撮影:奥山大史 照明:山口峰寛 録音・サウンドデザイン:柳田耕佑 美術:中岡莉沙 

 

■ Aプログラム■(有料)15:30~

 

  • 作品 『ハチと奥さん』 42分 監督 小林でび
  •    

【受賞・上映歴】

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009 上映

【あらすじ】

旦那が突然失踪!旦那を捜して町中を走り回る奥さん……疲れ果てあきらめかけたその時奥さんは見てしまった・・・人間サイズの巨大なハチを。「どうしたの?」ハチが話しかけてくる……さて!

【監督プロフィール】

出演して、歌って踊る映画監督。代表作は『おばけのマリコローズ』『キリミと魚人間』。DVD『おばけのマリコローズ』『ムーの男』『泥棒日記』絶賛発売&レンタル中!

【CAST】

小林でび/白神直子/村永奈緒/天ノ一

【STAFF】

脚本・監督・編集・音楽:小林でび/撮影:松井宏樹

 

  • 作品 『川口 4256』 30分 監督 ANSHUL CHAUHAN アンシュル チョウハン

【受賞・上映歴】

Aichi, Nagoya international film festival – Grand Prix Best Film/ Official Selection – Winchester Short Film festival

【あらすじ】

母親が亡くなった事で、家族としての機能を失った家族は、嫌々ながらも一つ屋根の下で住む事になる。

しかし、酒癖の悪い父親と問題児の子供達との間では、緊張と衝突が絶えない。

【監督プロフィール】

1986年インド出身、過去10年間は3Dアニメーターとして活躍していた。今までに働いた会社はスクエア・エニックスやOLMデジタル、ポリゴンピクチュアズ、Xentrixスタジオ等。最近アニメーターとして関わった作品はファイナルファンタジーXV、Kingsglaive、Gantz:O、ディズニーXDトロンuprising、Farm kidsやBack at the barnyardなどなど。アニメーションの仕事をしながらも、常に映画に憧れを抱いていた為、来日してすぐの頃はカメラを片手に街を歩き回り写真を撮っていた。それから映画制作へと本腰を入れるのに、それほど時間を要さなかった。初めての作品は、2012年に撮った『Tokyoapple (東京りんご)』で、いくつか賞を得た。そして、ドキュメンタリー映画の制作をはじめたが、ある問題を引き金に滞ってしまった。それから暫く時が過ぎて、去年の夏から映画制作を再開。これまでに3作品の短編映画を制作、全てまだ映画祭にて選考中。そのうちの1作品『Soap(石鹸)』は海外の映画祭から多数賞を受賞しており、『川口4256』は、最近編集作業も終わり、様々な映画祭で選考中。

【CAST】

望月オーソン・川口 高志・鈴木誠克・飯島珠奈・米元信太郎

【STAFF】

PRODUCED AND DIRECTED BY –  アンシュル チョウハン・CO-PRODUCED BY / Prod. MANAGER -I 茂木美那・WRITTEN BY –  アンシュル チョウハン

CINEMATOGRAPHY – サム キング・1ST AC (TOKYO,GIFU) –  ジップ キング・LOCATION SOUND AND MIX – YOSHUKE KOYAMA and ROB MAYES ロブ メイズ・EDITED BY –  アンシュル チョウハン・ORIGINAL SCORE BY – LO-SHI (GOTAL & ralouf)

 

  • 作品 『まん ここ わい』 4分  監督 岩崎 友彦

【受賞・上映歴】

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018「おとな鉄ドン シャバダバ無法地帯」 のオムニバスの1本として上映。

【【あらすじ】

トモヲにいつもからかわれている怖がりのケイジは、一計を案じ、なじみの定食屋のおばちゃんのミツコにトモヲが一番怖いものを聞き出してもらう。

【監督プロフィール】

1966年東京生まれ。1991年「三宅裕司のエビぞり巨匠天国」にて「トモヲ⇔ヨーコ愛の往復書簡』など5本の短編を発表し、脚光を浴びる。1992年、伊丹市の助成により、16ミリ映画「フィリップ君。」(40分)監督。10年ほどのブランクの後、2008年頃より活動を再開。2012年に 「ami?amie?つきあってねーよ!」(52分)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアターコンペ部門に入選するなど、5年ほど連続でゆうばりに参加している。

2018年1月に完成した「CRYING FREE SEX」(15分)はゆうばり、ブリュッセル、プチョンなど、あちこちのファンタ系映画祭で上映が決まっており、BUZZっている。

【CAST】

岩崎 友彦・ぬら田・西入 美咲

【STAFF】

撮影 吉田 康弘/録音 啓乕 宏之/タイトルコール/機材協力 野火 明/衣装協力 堀井 裕子/監督 岩崎 友彦

 

■ Aプログラム終了 ■ 17:35

■ Bプログラム ■(有料)17:50~

 

  • 作品 『TOOL』 6分 監督 前畠慎悟

【受賞・上映歴】

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018上映

【あらすじ】

突如、出現した謎の巨大生物!果たしてその正体とは?

【監督プロフィール】

1992年大阪府出身。大阪芸術大学在学中に川北紘一監督に師事、監督作として「怪獣戒厳令ゼラ」「解夢 GEMU」を制作。大学卒業後はフリーの演出部としてTV番組などの助監督を担当する傍ら2017年岩切一空監督作品「聖なるもの」では特撮監督を担当している。

【CAST】

前畠慎悟 前畠あかね 岩切一空 ロバート・スコット ・フィールド

【STAFF】

監督 特撮監督 前畠慎悟/撮影 杉田陽介/特殊美術 石井那王貴/特殊美術助手 橋本卓人 鈴木大河/操演アドバイザー 和田宏之/操演 小杉啓人/造形 福岡寛

キャラクターデザイン 武藤聖馬 日暮桃花/VFX 細沼孝之 青井泰輔 小名良平/エンドタイトル演出 鈴木優太/音楽 大谷幸 東大路健太/音響効果 黒田潤平

制作 OVER LOAD FILM

 

  • 作品 『告白までたどりつけない』 15分 監督 籔下雷太

【受賞・上映歴】

第五回武蔵野映画祭・審査員特別賞

【あらすじ】

ツイッターで告白することをバラされた。思い通りにいかない告白への道のりが始まる…

【監督プロフィール】

1984年京都府生まれ。フォトグラファーとして活動する傍ら、ニューシネマワークショップにて映画製作を学ぶ。実習作品の『告白までたどりつけない』(2014)が第五回武蔵野映画祭にて審査員特別賞を受賞。

卒業制作の『わたしはアーティスト』(2015)が、SKIPシティ 国際Dシネマ映画祭にて短編部門グランプリ、PFFアワード2015にて審査員特別賞を受賞。

【CAST】

松竹史桜・圓谷健太・伊藤了太・新山志保・前田多美・安川恵理

【STAFF】

古坂圭佑

 

  • 作品 『今夜新宿で、彼女は、』 30分 監督 山田佳奈

【受賞歴】

渋谷TANPEN映画祭2017 ブロンズバーガー賞・最優秀主演女優賞(広山詞葉)/山形国際ムービーフェスティバル2017 大西金属賞・船越英一郎賞/最優秀俳優賞(広山詞葉)/Seisho Cinema Fes 2018短編部門  グランプリ・ベストアクトレス賞(広山詞葉)

【上映歴】

はままつ映画祭2017/うえだ城下町映画祭2017/オホーツク網走フィルムフェスティバル2017/さぬき映画祭2018/西湘映画祭2018/ゆうばり国際ファンタステック映画祭2018/おおぶショートフィルムフェスティバル2018/中之島映画祭2018

【あらすじ】

今夜新宿で、彼女は、元彼氏に電話をかける。応答がない彼にしびれを切らせた彼女は、家に押し掛ける。しかし当然家の鍵は変えられてしまっていて、ならばどうにか入るまでだ、と彼女は塀を乗り越えて窓から侵入する。ところが元彼氏の家には既に新しい女がいて、友人のゲイは「自業自得よ」とあきれ顔。絶叫にも似た声で泣き叫び、彼女は家を飛び出していく。そしてその向かう先はー。ほんと生きていくのってしんどい。でも歩いて行かなくちゃ、そんな無敵女子におくる人間賛歌!

【監督プロフィール】

山田佳奈 レコード会社勤務を経て、2010年に劇団・□字ック設立。

現代社会におけるコミュニケ―ション欠如や年齢不相応な自我に葛藤する人間に対して関心を持ち、劇場空間において観客自身が自己への気付きや新たな視野を体得可能な作品を創作することをめざし活動を行う。舞台□字ック『荒川、神キラーチューン』では、演劇ポータルサイト「CoRich舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。2018年1月には下北沢・本多劇場にて□字ック本公演「滅びの国」を上演。昨今では舞台に限らず、映像やライブ構成など演劇のみならず活動の幅を拡げており、2016年『夜、逃げる』で監督デビュー。舞台演出で培われた演出方法は抜群で、人間が生きるために発するエネルギーを余すことなく描くスタイルに定評がある。今作『今夜新宿で、彼女は、』でも、主演女優の広山詞葉をはじめ出演陣を魅力的に描いている。

【CAST】

広山 詞葉/日下 守喜/上田 祐揮(Straw&Berry)/石橋 穂乃香/石田 剛太(ヨーロッパ企画)/石井 康太(やるせなす)  他 

【STAFF】

脚本・監督 山田 佳奈/ 企画・プロデューサー 広山 詞葉/ 撮影監督・編集 芳賀 隆之

 

■ Bプログラム終了 ■ 19:20

■ 閉会式 ■ 19:35~