第63回TOKYO月イチ映画祭 2018年9月8日(土)
■14:40~ 前回『TOKYO月イチ映画祭』グランプリ作品特別上映(無料)
●作品 『積むさおり』 50分 監督 梅沢 壮一


【受賞・上映歴】
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018招待
【あらすじ】
結婚5年目を迎えるバツイチ同士のさおりと慶介。ある日犬の散歩をしていたさおりは、積まれた枝の前で不可思議な現象に遭遇。それ以来なぜか夫の立てる音に敏感
になってしまう。崩れそうになる結婚生活を維持するためにさおりは何に立ち向かうのか。
【監督プロフィール】
16歳から独学で特殊メイクの勉強を始め、高校卒業後、映画館の映写技師をする傍ら作品を制作。米国特殊メイク界の大御所、ディック・スミス、リック・ベイカーらに写真
を送り、アドバイスをもらい続けた。ベイカー氏の紹介により23歳より日本で仕事をスタート。5年間のフリーを経て29歳で独立。現在、株式会社ソイチウムの代表。主に
映画、テレビ、CM等で活動中。2013年に自主制作した短編「MIDDLE」が、アメリカ映画「ABCオブ デス」のプロデューサーに高く評価され、本編に抜擢されるに至った
。2017年初の長編映画「血を吸う粘土」はトロント国際映画祭、ミッドナイトマッドネスのクロージング作品に選出。Fantastic Fest2017、シッチェス映画祭等、現在も世界中
で上映されている。
◎主な参加作品(特殊メイク)
「天守物語」(95)「富江 最終章」(02)「孤高のメス」(10)「CUT」(11)「桐島部活やめるってよ」(12)「進撃の巨人」(15)「暗殺教室」(15)「あさひなぐ」(17)他
(監督作品)
「ABCオブデス2〜若さ」(14), 「THORN」(15) , VR「領域」(17), 藤田恵名MV「私だけがいない世界」(17) , 「血を吸う粘土」(17) , 藤田恵名MV「青の心臓」(18)
【CAST】
黒沢あすか・木村圭作
【STAFF】
撮影 / 栗山進太郎  音楽・整音 / 神山順  特殊メイク・造型 / 中西桂子 , 亀山夏美 , 加藤正人

 

■ Aプログラム■(有料)15:55~
●作品 『映画の妖精 フィルとムー』 8分 監督 秦俊子


【受賞・上映歴】
東京国際映画祭2017上映/ The Florida Animation Festival 2018 観客賞/ New York International Children's Film Festival 2018 / ゆうばり国際ファンタスティック映画
祭2018 ゆうばりチョイス部門/ Flatpack Film Festival 2018/ Los Angeles Asian Pacific Film Festival 2018 招待上映/ Seattle International Film Festival 2018/
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア キッズプログラム/
【あらすじ】
廃墟でひとりぼっちで暮らしている映画の妖精フィル。その表情はどこか寂しげである。そんなフィルの前に突然映写機が現れ、カタカタと鳴るフィルムロールの音ととも
に古いフィルム映像が映し出される。突如現れた映画の種のムーによってスクリーンのなかに誘われるフィル。フィルとムーの映画の旅が始まる。
【監督プロフィール】
1985年生まれ。2011年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。フリーランスでアニメーション制作やイラスト制作を行っている。作品に「さまよう心臓」「
メロディ・オブ・ファンハウス」「パカリアン」など。
【CAST】
斎藤工、板谷由夏
【STAFF】
監督・脚本・アニメート・編集:秦俊子/ 企画・ストーリー原案・脚本:齊藤工/ 企画・脚本・プロデューサー:教来石小織/ プロデューサー:遠藤裕/ アシスタントプロデュー
サー:横山日登美/ 制作プロデューサー:高橋悠平/ キャラクターデザイン:宮崎あぐり/ 音楽:根木マリサ/ 音響:滝野ますみ/ 美術:宮島由布子、池田恵二、/ 阿部靖
子、近藤翔、面高さやか、三谷瞳、村田珠美/ 制作:アングル合同会社/ 製作:NPO法人 World Theater Project

 

●作品 『だんらん』 18分 監督 生見司織


【受賞・上映歴】
第3回 八王子ShortFilm映画祭「審査委員特別賞」受賞/ 第13回 中之島映画祭 入選/ 福岡インディペンデント映画祭2016 上映/ あいち国際女性映画祭2016 「観客
賞」受賞/ 2016福井駅前短編映画祭 「福井テレビ賞」受賞/ 第12回山形国際ムービーフェィスティバル 入選
【あらすじ】
ある日母が突然言った。「お母さん、お母さんを卒業します。」次の日から、母は母を卒業した。
ちょっとヘンテコな家族に突然訪れた結婚騒動。一人の少女が家族と向き合い、家族のあり方をみつめる物語。
【監督プロフィール】
福岡県出身。役者として舞台を中心に活動するかたわら、舞台やカフェ公演のプロデュースを行い、脚本・演出を手掛ける。2013年より映像制作に携わり、2014年に監
督デビューを果たす。現在は、短編映画の他にも、webCMの演出なども手がける。
【CAST】
安川 まり、山本 佳希、宮本 京佳、櫻 隼人 他
【STAFF】
撮影監督:中泉 裕矢 / 録音:熊手 慧 / 整音:國分玲 / ヘアメイク:石沢結希・田村友香里 / 助監督:緒方健児 / 制作:岩野史明 / エンディング曲
:Ferri「Porte」(from『A broken carousel』) / 挿入曲:Ferri / 企画:film_puzzle / 製作:八王子日本閣 / 監督・脚本・編集:生見司織

●作品 『ノンフィクション』 20分 監督 品田誠


【受賞・上映歴】
・第2回湖畔の映画祭 入選/ ・福岡インディペンデント映画祭2016/ ・第2回新人監督映画祭 入選/ ・日本セルビア映画祭 大賞候補/
【あらすじ】
5年前、自身の経験を書き賞をとった作家の光一。しかしその後も個人的な文章ばかり書き伸び悩む。編集者に辛辣な言葉を受けた帰り、不思議な女と出会う。「気づい
て」。翌朝のニュース、そこには見覚えのある顔が…

【監督プロフィール】
1992年生まれ、北海道旭川市出身。監督・俳優。出演作「Lemon&Letter」でベルリン国際FM映画祭他で最優秀主演男優賞(外国語映画部門)を受賞。他に9/15日から
テアトルで新宿で上映される「飢えたライオン」等、話題作に出演を重ねる。
監督としても作品を発表し、「Dear」がかさま映像コンペティションでグランプリ、札幌国際短編映画祭他に入選。 池袋シネマロサの新企画「the face」の第一弾に選ばれ
、1週間の特集上映が行われる等、新たな注目を集めている。本作「ノンフィクション」が初監督作品である。
【CAST】
品田誠/市場紗蓮/芦原健介/田中一平
【STAFF】
助監督:日下部水規/ 撮影:角田法和、澤佳一郎/ 録音:木村聡志/ 照明:森田結貴/ 音楽:Iman Afsher/ カラーグレーディング:Futa Matt Ikehara/ 英語字幕総監修
:Yuko Swift/ 英語字幕制作:合アレン/ 英語字幕協力:柴田航 中村玲美/ 脚本・編集:品田誠
■ Aプログラム終了 17:15

 

■ Bプログラム開始 17:30~

●作品 『よろこび』 9分29秒 岡 太地


【あらすじ】
文化人類学の鯉川教授は、ゼミの生徒と一緒にある心理実験を行う。それはみんなで布を被り、大きなてるてる坊主になってみることだった。
武蔵野美術大学映像学科とシンガポール・ラサール芸術大学映画コースの学生たちとのコラボ作品として制作され、作品はラストシーン以外は武蔵野美術大学映像学
科のスタジオセットで撮影された。大学教授の苦悩を基軸に描かれる人間喜劇。
【監督プロフィール】
1980年 京都府生まれ、東京都在住。大阪芸術大学映像学科・大学院修了。中島貞夫監督に師事。 映像ディレクター、映画監督。脚本家。武蔵野美術大学映像学科
非常勤講師。 映画作品にて ぴあフィルムフェスティバル2005にて準グランプリ、その他3賞受賞。文化庁属託機関映像産業支援機構vipo若手映画作家支援プロジェク
トndjc一期選出作家。 お笑いトリオロバート主演映画『レトロの愛情』が2013年沖縄国際映画祭にて特別招待上映。2016 長編映画『川越街道』が新宿K’s cinema、池袋
シネマロサ、大阪十三シアターセブン、名古屋シネマスコーレにて公開。
【CAST】
杉山ひこひこ 森岡玲奈 藤谷衿子 チャン・ユエンティン サイ・ユウリン 米倉彩夏
【STAFF】
監督・脚本:岡太地/ 撮影:Timothy Bryan Koh/ 録音:藤本匠/ 美術:渡邉玲/ 大道具:土井 伊吹/ 制作:芦澤麻由子/ 助監督:羽蚋拓未/ 監督補:河崎晶
通訳:斉藤杏奈/ プロデューサー:小口詩子

●作品 『ぱんどせる』 4分40秒 監督 東海林 毅


【受賞・上映歴】
2018年「星降る。動物園シネマ」キリン賞/ 2018年 立川名画座通り映画祭 入選
【あらすじ】
小学生の背中に住みつくランドセルの形をした不思議な生き物「ぱんどせる」たちのユルい日常。
【監督プロフィール】
武蔵野美術大学在学中から映像作家活動を開始し1995年東京国際レズビアン&ゲイフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞。2018年の同映画祭でグラン
プリ受賞。現在は監督・VFX担当として幅広く活動中。
【CAST】
(声)
ぱんどせる:竹内 力 / ぴょんどせる:濱田ここね/ 神どせる:今野陽太
【STAFF】
脚本:足立 紳 / キャラクターデザイン・作画監督:浅野直之 / 主題歌:太田裕美 feat.北斗誓一

●作品 『夕焼けスクランブル』 14分 監督 新谷寛行


【受賞・上映歴】
2018/7/7 @渋谷ヒカリエ8階COURT / 2018/8/6〜12 @日本橋長崎館/ 2018/8/4 @佐世保市四ヶ町:くっけん広場 /
2018/8/25 @長崎県庁 / 2018/8/26 @佐世保市四ヶ町:くっけん広場
【あらすじ】
東京・渋谷生まれの半田と長崎・佐世保生まれの川上。二人は渋谷で出会い、学生生活をともに過ごした。大学を卒業してから2年が経ち、慰安旅行でバスガイドをして
いる川上と再会する半田。川上は東京でCAになったと聞いていたが・・・
【監督プロフィール】
1980年大阪府生まれ。京都産業大学卒業。大阪の映像制作事務所で修行ののち、
2006年上京、イベント会社映像制作部に入社する。2008年に退社後は、様々な制作現場で経験を積む。
2015年、初めて監督した短編『カミソリ』が日本国内外で上映・受賞。「ndjc:若手映画作家育成プロ
ジェクト2016」で選出され『ジョニーの休日』を制作。2018年『王様の選択』、『夕焼けスクランブル』を制作。
【CAST】
佐野弘樹/里内伽奈/木原勝利/岡本智礼
【STAFF】
音楽 中村浩之/ 歌 中浦ヒロ/ 撮影 JUNPEI SUZUKI 枝元雄樹 / 録音 久野貴司/ 照明 加藤桂史/
ヘアメイク 柴田広美/佐野弘樹スタイリスト 上田リサ/ デザイン 一ノ瀬弘志/ 助監督 阿部紋子/ 制作部 三吉優也/ 効果・MA 田中秀樹/
チーフプロデューサー 志岐誠/プロデューサー 前田光治 /製作著作 佐世保映像社
監督・脚本・編集 新谷寛行
■ Bプログラム終了 18:35
■ 閉会式 18:50~